東芝(現東芝メモリ、2019年10月にキオクシアに社名変更予定)との関係は2002年からはじまります。この2002年Phisonは創業以来の危機(2002年、PhisonはSilicon Motionから訴訟を起こされている)を迎えていましたが、東芝の出資により危機を脱することができました。東芝にはこうした恩義があります。
また、東芝のBiCSシリーズの高い信頼性も挙げられます。我々の評価では、BiCSシリーズは世界最高峰のクオリティがあると思っています。こうした点で、検証や最適化といった点で東芝製NANDチップを高いプライオリティに設定しています。
今回、「PS5016-E16」コントローラ搭載SSD製品を製造・出荷するにあたり、大量のBiCS4 NANDフラッシュメモリチップが必要になりましたが、それにも応えてくれています。東芝から東芝メモリへ会社が変わったとしても、東芝に在籍していた方の多くがそのまま移籍しています。我々の関係は今後も変わることはありません。