まず白黒TVができ、後から互換性を持たせつつカラー化した(白黒受像機でもカラー放送を見られる)ので周波数に端数ができたが、カラーTVなど全然考えていなかったのに互換性を持たせられたのはすごい。
CDのサンプリング周波数の44.1kHzもNTSC TVの周波数に由来しており、PCM録音機としてVTRが流用されたことによる。
PCMプロセッサーには白黒TV規格を元にした44.1kHzとカラーTV規格を元にした44.056kHzとがあったが、CDでは44.1kHzの方が採用された。