【グーグルやヤフーを自由に使えない後進国での 五輪・スポーツ国際大会開催を禁止しましょう】


中国で9月22日までに
ヤフーが手掛けるスマートフォン(スマホ)向けアプリやパソコン向けポータルサイトの
検索サービスが利用できなくなった。

中国政府は6月にサイバー空間の統制を強化するインターネット安全法を施行しており
ネット統制強化の影響とみられる。

 ヤフーの広報室は
「中国で検索サービスがつながらない状況は把握しているが
当社のサービスに不具合やトラブルは確認されていない」としている。

検索サービス以外のニュースやメールなどのサービスは利用できる状況だ。

 中国では2010年に米グーグルが検索サービスの自主検閲を撤廃して当局と対立し
中国市場から撤退。
グーグルが手掛ける検索やメール、動画サイトなど大半のサービスを利用できない。
ヤフーの検索サービスはグーグルの技術を採用しており
当局が管理を強化した可能性もある。

 中国共産党は10月に開く5年に1度の党大会に向け
ネット世論の統制を加速している。
ネット規制を回避するのに使うことが多い個人向けのVPN(仮想私設網)利用が
厳しく制限され
スマホなどの対話アプリや交流サイト(SNS)の書き込みの監視強化が進んでいる。

 中国で暮らす日本人の多くは情報収集でヤフーを使うことが多い。
それだけに、今回の利用障害を受けて「仕事や生活に支障が出ている」との声も広がっている。