精神科の病院で働いていたことがあります

自分にとっては、新卒の3年間でしたが思い出したくない心の傷になってしまいました
奨学金で看護学校に行かせてもらった手前、仕方がなかったと言えば言い訳にしかなりませんが
院長先生は狭い病室をいつも満床にして、患者さんの嫌がる作業療法を受けさせることと
一人1分もかからないベッド脇の診察を毎週して、精神療法のコストを取ることに夢中でした

それぞれの主治医の先生も、良い先生は1年ぐらいで辞めてしまい
残る先生はろくに病棟にも来ないような先生ばかりでした

ある先生はご自分の患者が急変してみんなで処置をしている最中に
ひとりでベッド脇で何もせず眺めながら
「精神科の患者の生命は安いから、そんなにムキになって何かしなくていいんだよ〜」
と言い放つと、「死んだら教えて、確認するから」といって医局へ帰って行きました

もう10年以上昔の出来事で、私も一般科に移って長いのですが
やっぱり今でも状況は変わらないのでしょうか…悲しいです