色々エサをいただきありがとうございます。
参考にさせていただきます。

さて、国公立医の勤務医の平均年収がほぼ妥当、という印象の理由を記載します。
印象の理由、という表現の通り、根拠、と言うほどのものではありません。

健康保険財政から報酬を得ている点では、医師や製薬従業員などの報酬を比較して、一定の
合理性があってしかるべき。この比較の必要性は、日本医師会が薬へ噛みつき始めたことで、
顕在化した。

製薬従業員の平均年収(大雑把な記憶)
大手(新薬系) 1050万円程度、平均年齢40代前半
準大手(新薬系) 850万円程度、平均年齢40代前半

勤務医 厚生労働省の発表 1500万円程度、平均年収40代後半だったかと・・・

製薬側の平均年収は準大手の850万円で職種は開発を基準と考える。なぜなら。。。

まず、薬価算定で新規作用機序一番手薬剤の場合、原価算定方式(名称は若干ちがうかも)で
計算する。病と闘う武器を提供したイノベーションの対価として、一定の利益率や利益が
製薬会社に得られるように研究開発費や予想患者数などから、薬価が算出される。この時、
人件費は業界平均か何か厚生労働省の数字があって、それが使われる。

私の勤務していた合併前の会社の人件費は、旧厚生省の使う人件費よりも高いので、
利益率は低いものになった(若干、わかりやすいように概説:この項、既述かも)。
したがって、製薬(新薬系)従業員の平均年収は、大手ではなく準大手の水準を使用。