つまり、現在の医薬品の物量は適正であるということなので、薬剤費を下げるには、物量ではなく
薬価を下げる必要がある。
薬剤と医療材料の費用比を29%から25%まで低下させたいということは、相対的に合計で15%程度、製薬やその他の産業の人件費を下げたい
と言っていることと、おおよそ同じになる。

日本医師会横倉会長は、製薬研究はおろか開発や営業に入社する程度の学力レベルの旧設私立医・中位以下に
製薬(研究、開発、営業、本社)よりもはるかに高い人件費が支払われているにもかかわらず
なお、製薬の人件費を下げて医師の報酬を確保せよ、と言っていることになる。

同様、製薬のみならず29%から25%への比率下げのために、全産業も協力せよ、と言うことは、
全産業の人件費を下げででも、不当に高額な私立医の報酬を確保したまま、医師全体の報酬を下げるな、と言っている。

さて、開業医の皆さんには長文で申し訳ないが、>>729あたりのレスが入ってしまうようでは、隔離スレに記載してリンク、とはいかず、
直接書いてしまいました。なお、今後
@ 日本医師会横倉会長、世界医師会会長就任時のコメントへの違和感
A 日本医師会鈴木常任理事の4年前の「袋詰師」発言への違和感、と言うより「反論」と言わざるを得ないが。
B 日本の各種産業の国際競争力はなぜ落ちた? A級戦犯は日本医師会? 日本医師会今村副会長の発言へ
C  私立医の印象が悪くなった例(その2)
などについて、このスレをつぶさない程度に、記載していきたいと思います。悪しからず。