「医師優遇税制」について

開業医の平均診療報酬(H23年度、注:医師の所得ではない)は8700万円でした。
医師優遇税制に関係があるのは、診療報酬5000万以下の小規模(流行らないor働かない)な診療所のみです。

これに対し、歯科の平均診療報酬は4700万です。
医科に比べて人件費等の経費が安くて済む歯科の多くは、まさにこの優遇税制の恩恵を受けている事になります。

医師優遇税制の本質をまとめます。
@医師で影響を受けるのは僻地の老医と、働かない開業医(楽して儲けの似非ヤバ)のみである。
A実質、歯科開業優遇税制として機能している。
Bマスコミや役人の医師叩きの道具にされている。

以上が本質ではないでしょうか?

私は医師優遇税制「廃止賛成派」です。
一部の働かない(流行らない)開業医だけに恩恵を与えるような税制は、真面目に働く開業医にとっては迷惑でしかありません。

全医師、全国民の敵は働かないヤバ医です。