貯蓄性の高い保険料の保険を解約させ、
掛け捨ての保険に変更させる
私の聞いたことのある中で、もっともひどい転換を勧めるセールストークは、「現在ご加入中の300万円の養老保険(既に加入して10年以上経過している)を下取りして3000万円の保障が買えます、いかがですか?保障の充実にぜひ」ですって。

さすがのお客さんもこれには驚いておい返したそうですが、セールスレディーの方は真顔で勧めていたそうです

お金を貯めるために加入していた養老保険をどうして必要を感じない3000万円もの保障にお客さんの意向も確認しないでおすすめプランを持ってくるのでしょう。

養老保険を下取るということは、養老保険で貯めた保険料を全部掛け捨ての3000万円の死亡保障につぎ込みなさいということです。それまで10年間貯めてきたお金が掛け捨て保険の頭金としてかけ捨てられて保険料として消えてしまいます。

このお客さんはたまたま気づきましたが、言葉巧みに勧められて気が付いたら貯蓄のつもりだった保険料がすべて掛け捨ての保険の保険料に充てられ消えていたという話はいくらでも有るのです。