加害者の人格的な問題行動に起因するパワハラの場合、モラル・ハラスメントが絡む。
モラル・ハラスメントの加害者は「症状なき精神病者」と言われ、常に特定の個人をターゲットに攻撃を仕掛けていないと、自我が崩壊し、精神病を発症するとさえ言われている。
外見上は多弁、有能、行動的、魅力的で仕事が出来るタイプが多く、組織内では上位の地位に就くケースが多い。
半面、自己愛に貫かれたナルシストで、自分の行為を否定されることに激しく反発し、何事が起きても自分を悪いとは絶対に思わず、他人に責任転嫁する。
 こうしたモラル・ハラスメントに起因する場合、加害者が職場の中心にいて、他人の批判を寄せ付けない自信たっぷりの態度から、パワハラ被害者の方にいじめられる責任がある、
と周囲に見られがちで、被害者がさらに精神的に追い込まれる。
また、加害者に自己反省という発想がなく、相手にひどいことをしているという自覚がないため、パワハラを是正するには組織内に特別な監査制度が必要だ。

モラハラは自分が攻撃している人間は、自分の思い通りにしないと気が済まない、幼稚園児。
精神は2〜3歳程度です。
モラハラの攻撃態様、支配の過程、被害者に
植え付けられる恐怖は、
本当に独特の、異様なものがある。
モラハラ行為というのは 犬の調教と同じなのです。
しつけるためにいつも殴っていたら犬は噛みつくか逃げ出してしまいます。 しかし時々飴を与えてやれば犬は「ご主人は本当はいい人なんだ。
怒るのは自分が悪いからなんだ」と思うのです。時々殴れば犬は主人の 顔色を伺うようになりますし、飴が欲しい犬は尻尾を振りながら主人を追いかけるようになります。それをモラは計算してやっているのです。
モラハラの最大の特徴は、上記にあるような方法で相手を支配し、自分の思いどおりに操ることです。
サイレントモラという、怒鳴ることも 大きな音を立てることもなく、静かに静かに相手を取り込み、自由自在にコントロールするタイプもいます。
自分のやった事を振り返り第三者の視点で見る事が出来ていない。
モラハラをする人間の、大きな特徴です。