>>483
星の明るさは表面積に比例、温度の4乗に比例する式で求められる
大きさは単に恒星が出来るとき、周囲にどれだけの物質があったかで決まると思うが
温度はほぼ質量の三乗に比例する
つまり重くて固くて重力が強いほど高温になる

恒星が赤色巨星に変化すると、重力減った分温度は下がるが、表面積は増大するので明るくなる
逆に白色矮星になると重力が増大した分温度は上がるが、表面積が小さくなるので暗くなる


しかしながら、地球から観測する恒星で明るさを決める最も大きなファクターは、地球からの距離である
明るい恒星で有名なシリウス、ケンタウルス、ベガ、カペラ、後太陽とかはいずれも地球から100光年以内にある恒星

一般に星の明るさを示す「等級」は地球から観測する明るさを差しているが、星自体の純粋な明るさを表す単位は「絶対等級」である
等級の明るい恒星の中でもカノープスやリゲルは地球からそれぞれ300光年、860光年とやや遠い距離に位置しているが絶対等級は極めて高い

因みにリゲルの絶対等級は約-7(低い方が明るい)、太陽の絶対等級は4.82