この日は東京で井脇ノブ子さんの誕生日パーティがあったのです。人があふれていました。
それに少女時代からのビデオも流します。
家は貧乏で、修学旅行にも行けなかった。生活を助けるために学校へ行く前に新聞配達したり、海に行って、サザエを採ったり。大変だったようです。
さらに、お兄さんが「殺人犯」として逮捕される。あとで、冤罪だと分かり、お兄さんは釈放されますが、それまでは、学校でも地域でも「殺人犯の妹」と言われ、本当に苦労したようです。
この誕生会の後、一水会フォーラムで井脇さんが講師だったので、この時の話もしてもらいました。
少女時代から苦労し、でも負けずに、元気に生きていった。大学に入って、
自治会の委員長になり、さらに、東京から来たオルグに誘われて上京し、学生運動に専念する。
さらに大学を出てからは、国会に出て…と、大活躍でした。
「少年の船」をやり、5万人の子供を教育。その様子を身振り手振りで説明する。
それは、一水会フォーラムに来た人は皆、驚き、感動していた。「今日は来てよかった」「今までのフォーラムで一番よかった」という人が多かったです。
私は井脇さんより2才上。私が生学連の書記長の時、全国を回り、「井脇さん、自治会に来てくれ!」と誘ったのです。
でも、井脇さんの方がどうも大人でいて、私のことを「鈴木クン」と呼んでました。私は「井脇さん」と呼んでいた。どちらが先輩か分かりません。でも、同じ時代に活動家として一緒だったのはよかったですね。
中には質問する人もいて、「三島さんと自決した森田必勝氏を知ってますよね」と井脇さんに聞く。
「勿論、同じ運動をしてましたから、知ってましたよ。鈴木クンが、生学連の錬成会に連れて来たし」。
それでさらに質問する。「その森田さんと井脇さんが恋仲になったという噂がありますが…。ネットに出ていて」。「それはないですよ」と井脇さんは否定。私も否定。
有名な二人だから、誰かが面白がってネットに書いたんでしょう。困るよな。
http://kunyon.com/shucho/2018/img/180219-14.jpg
http://kunyon.com/shucho/2018/img/180219-15.jpg(チベットの女性がお祝いに)
http://kunyon.com/shucho/2018/img/180219-16.jpg(少女時代のビデオ、YouTubeからの引用)