金の斧と銀の斧のガイドライン
「しまった！ うっかり池に斧を！……わっ」
「あなたが落としたのは、この金の斧ですかそれともこの銀の斧ですか」
「……あんた、池の中にいたんだよな」
「そうですが」
「斧が落ちたの、わかったんだよな」
「いかにも」
「で、金でも銀でもなかったっていうことに気付かなかったわけか？」
「え。いや、あの」
「はい、この指は何本でちゅかー？」
「さ、三本」
「見えてまちゅねー」
「うっ」
「まあいいや。俺の落としたのは金でも銀でもなく、鉄の斧ですよ」
「あ、あなたは、ええと正直者です。ご褒美にこの」
「ちょい待ち。『正直者』ってことは、やっぱり最初からわかってたんだな」
「えー…蒸し返すんだ…」
「んで、こいつ欲深いかどうか試しちゃおー、なんて思い上がってたわけだ」
「そうじゃないです」
「うっかり俺が『金の斧です』とでも答えたら、罰とやらで拾得物横領しようと思ったわけね」
「違い…ます…うっ」
「それってさ、楽しいのか？」
「うっ。ぐすっ」
「楽しいのかって訊いてんの」
「あたしそんな、そんなつもりじゃ……ぐす。ぐすっ……」
「…やがてその涙は池から川に、川から海になって、だからこそ海の水はあんなにしょっぱいんだよ。めでたしめでたし。はいおやすみ」
「パパきらい」
「なんで？」 「今日は『国際女性デー』よ！ 私が女王様なんだから、掃除も洗濯も食事の用意も全部やってちょうだいよ!! いい、口答えしないでよ！
なんてったって『国際女性デー』なんだから！ 世界中が私の味方なんだから!! 敬ってちょうだいよ！」
「いまの発言によりすべての男性を敵にしたことは言うまでもないことだと思いますが……。
まあ、明日のことはさておき、11月19日には『国際男性デー』というのがあるではありませんか！
その日は全世界が僕の味方であり、掃除、洗濯、食事はもちろんのこと、僕の言うことをすべて聞いてもらう予定です。
あなたの主張や権利は全て剥奪されるのでご了承ください。来る11月19日に向けて、万全の体制を整えてまいる所存です。
それでは明日の『国際女性デー』とやらを、心より楽しみにお待ちしております」 自由な人生に興味があるなら「立木のボボトイテテレ」についてほんの少し調べればいいと思うの
PW5 「しまった！ うっかり池に斧を！……わっ」
「あなたが落としたのは、この金の斧ですかそれともこの銀の斧ですか」
「……あんた、池の中にいたんだよな」
「斧が落ちたの、わかったんですよ」
「で、金でも銀でもなかったっていうことに気付かなかったわけか？」
「あなたの指は三本でちゅねー」
「まあいいや。俺の落としたのは金でも銀でもなく、鉄の斧ですよ」
「あ、あなたは、ええと正直者ってことは、やっぱり最初からわかってたんです」
「んで、こいつ欲深いかどうか試しちゃおー、なんて思い上がってたわけだ」
「うっかりあなたが『金の斧です』とでも答えたら、罰とやらで拾得物横領しようと思ったわけです」
「それってさ、楽しいのか？」
「楽しいのかって、そんなつもりじゃ……ぐす。ぐすっ……」
「…やがてその涙は池から川に、川から海になって、だからこそ海の水はあんなにしょっぱいしお前はパパきらいなんだよ。めでたしめでたし。はいおやすみ」
「なんで？」 「しまった！ 追い詰められたか！……わっ」
「大丈夫か！敵は後ろに控えていた私が倒したぞ」
「……あんた、ずっと後ろにいたんだよな」
「そうですが」
「俺がずっと戦ってたの、見てたんだよな」
「いかにも」
「で、ずっと押されてたのにただ見てたってわけか？」
「え。いや、あの」
「はい、この指は何本でちゅかー？」
「さ、三本」
「見えてまちゅねー」
「うっ」
「まあいいや 俺の命を救ってくれてありがとうですよ」
「あ、あなたは、よく戦ってくれました 後はこの私に…」
「ちょい待ち『よく戦って』ってことは、やっぱり最初から見てたんだな」
「えー…蒸し返すんだ…」
「んで、こいつが使える奴か試しちゃおー、なんて思い上がってたわけだ」
「そうじゃないです」
「うっかり俺が追い詰められたら、ドヤ顔で出てって堂々とキルスティール決めようと思ったわけね」
「違い…ます…うっ」
「それってさ、楽しいのか？」
「うっ ぐすっ」
「楽しいのかって訊いてんの」
「私そんな、そんなつもりじゃ……ぐす ぐすっ……」
「…じゃけん、シューターでは初めから真面目に戦いましょうね〜めでたしめでたし はいおやすみ」
「ガチ勢きらい」
「ですよねー」 「しまった！渋谷のハロウィンで車が！……わっ」
「DQNが倒したたのは、この金の車ですかそれともこの銀の車ですか」
「……あんた、渋谷の中にいたんだよな」
「そうですが」
「車が倒れたの、わかったんだよな」
「いかにも」
「で、金でも銀でもなかったっていうことに気付かなかったわけか？」
「え。いや、あの」
「はい、このハロウィン用の飴は何本でちゅかー？」
「さ、三本」
「見えてまちゅねー」
「うっ」
「まあいいや。DQNが倒したのは金でも銀でもなく、普通の車ですよ」
「い､いくらハロウィンだからって､車を倒すのは･･･」
「そうだな。『ハロウィン』ってことで、はしゃぎすぎるのはよくないよな｡」
「へー…あなたも思うところがあるんだ…」
「んで、ハロウィンだからはめを外しちゃおー、なんて思い上がってるわけだ」
「そうです」
「ついでに『パンツ盗撮します』とでも答えんばかりに、スマホのカメラ機能使おうと思ったわけね」
「そう…です…うっ」
「それってさ、楽しいのかね？」
「うっ。ぐすっ」
「楽しいのかねって訊いてやりたいよ｡」
「ハロウィンは本来神聖な、神聖なお祭りなのに……ぐす。ぐすっ……」
「やがてその涙をみて､人は渋谷ハロウィンの反省をするんだよ。めでたしめでたし。はいおやすみ」
「ハロウィンだからって馬鹿騒ぎするやつきらい」
「マナーとルールを守って楽しくハロウィン｡」 亀仙人(人魚さんにもパイパイはある！)「あ、あの~もし良かったらパイパイつつかせてくれんかの？」
筋斗雲に乗った人魚にパンチされる亀仙人、その瞬間人魚は筋斗雲からおちる
人魚「痛っ！？どうして雲から落ちたの！？」
亀仙人「たかが言論に暴力で返したからじゃよ、言論には言論でかえす…それが守れない悪人は筋斗雲に乗れんのじゃ」
人魚「私はセクハラに暴力で返しただけよ！どこの漫画でもやってることでしょ！」
亀仙人「違うな…暴力を振るっていいのは…暴力を振るわれたときだけじゃあぁぁ！」MAXパワー！
人魚「ひいぃっ！その筋肉…伝説のまさか亀仙人様でしたの…！？あ、あの…お胸なら突かせてあげますから…ど、どうか命だけはあぁぁ！」
亀仙人「遅いわあぁぁ！！」ボゴォ
人魚「すいませんでした亀仙人様あぁぁぁ！」殴り飛ばされる人魚
悟空「やっぱじいちゃんは強ぇなぁ」
亀仙人「さぁ、今度こそギャルからパンチー…下着を取ってこい」
悟空「はーい」
その後亀仙人は山盛りの女性の下着に包まれて寝たという 
