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翠星石にチョコレート貰った\(^o^)/ 第41ドール
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0001水先案名無い人
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2013/05/18(土) 02:26:11.38ID:HR5uXaCu0?2BP(1050)
朝起きたら台所に翠星石がいた。

翠星石「お、おはようです」
俺「おはよう、翠星石。・・・後ろに何持ってんだ?」
翠星石「え!?な、なんでもないです! あー!勝手に取るなです!!」
俺「おー綺麗にラッピングしてあるなあ。誰かの誕生日プレゼント?」
翠星石「これは・・・その・・・。・・・この国では、2月14日は誰かにチョコレートを渡す日だとテレビで見たです。
     だから、特別に翠星石が作ったのをヤスヒロにあげるです・・・。」
俺「え!ほんとに!?嬉しいなあ。ありがとう、翠星石。まあ義理なんだろうけど」
翠星石「あ、当たり前です!ほんとはヤスヒロには翠星石手作りのチョコなんてもったいないですけど、
     どうせ誰にも貰えないだろうから、哀れなお前に恵んでやるです。もっと感謝しろです。」
俺「ああ、義理でも本当に嬉しいよ翠星石。じゃ箱開けるね。
  おお凄い。チョコレートケーキだ。しかもハート型。義理なのに気合入ってるな。」
翠星石「さっきから一言一言うるさいです!さっさと食べて感想を述べやがれです!」
俺「そう。じゃ、いただきまーす。・・・・・」
翠星石「・・・ど、どうですか?」
俺「ちょっと苦いかも。でも美味しいよ」
翠星石「そりゃあそうです!けどおこちゃまな舌のヤスヒロにはちょっと大人の味だったですかね。
     まあでも、翠星石が愛情込めて作ったのですから美味しくて当然ですけどぉ。」
俺「え?愛情?入ってるの?」
翠星石「な!な、な、なに言ってやがるですか!そんなもん入ってねーです!
     自惚れるなですぅ!と、とにかく!これからは心優しい翠星石のことをもっと敬いやがれです!」

だって。こんな幸せなバレンタインデーは初めてだよ。
俺は幸せ者だなあ!ハッピーバレンタイン!\(^o^)/

前スレ
翠星石にチョコレート貰った\(^o^)/ 第40ドール
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0779水先案名無い人
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2017/01/26(木) 01:09:24.81ID:MzyvDnG/0
>>777
「ああ?俺は元から狂ってるぜい!」
俺はどこからともなく取り出したカマで翠星石のダラリとした指を切り落とした。
「きゃあ!指が・・・感覚がないですぅ!」
「痛いか?もっと苦しめ!泣け!叫べ!」
腹を思いっきり蹴りまくる。
「いた!や、やめ・・・やめて!お腹が・・・」
「聞こえねえなあ!もっと大きい声で!」
「お、お腹が痛いですぅ!」
「お〜う、もっと痛めつけてくれってかあ?」
そこで蹴るのを一旦止めた。
翠星石の怯えた表情が俺の瞳に写る。
「いいぜ、もっともっと苦しませてやるぜ。俺、真性サドだからよぉ」
まずはスコップで顔面タコ殴り!
「オラ!オラ!その汚ねえツラぶち壊してやる!」
「お次はこれだ!」
腹におもっきりスコップを突き刺した。
ミシミシと嫌な音が聞こえる。
0780水先案名無い人
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2017/01/27(金) 01:27:59.28ID:PK1+MmFL0
>>779
「あ、あ・・・あああ・・・」
喋る気力も無いのか気を失っているのか抵抗する力はないみたいだ。
「邪魔なんだよボケが!寝るならあっちで寝ろ!」
俺は翠星石を便所まで蹴り飛ばした。そして便器に顔を突っ込ませる。
「おら!起きろ!寝るんじゃねえ!」
すると翠星石の体がバタバタと動き始めた
「ガボ、ゴボ、ゴボボボ!(汚いですぅ!)」
「どうだ?いい味だろ?流してないからクソやら尿やらウジ虫やらが大量だぜ!ひひゃひゃひゃひゃ!」
そして目を覚ました翠星石の顔を便器から出すと、今度はゴキブリホ○ホ○を目の前に置いた。
「これを・・・どうするつもりですぅ!」
「食うんだよ!もう12時だからな!昼飯だ、たっぷり食え!」
「いや!近づけないで!こんなの食べられないですぅ!やめてですぅ!あっ!」
嫌がる翠星石など無視してゴキブリホ○ホ○に翠星石の顔を押し付けた。
「うええええ!気持ち悪いですぅ!」
「しっかり食えよな!これからが本番なんだから!蛆虫スープも飲めよ!」
今度は便器に顔を押し込んだ。
「しっかり飲めよ!生蛆虫のスープなんて滅多に飲めないぜ!」
「はあはあ、もうイヤ・・・」
0781水先案名無い人
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2017/01/28(土) 03:16:40.04ID:pMlQMz+S0
>>780
便器の前で汚物まみれで気を失っていた翠星石は目を覚ました。
「ううう、うえっ、おげええ」
鼻の穴からは蛆が口の端からはゴキブリの足がはみ出ていた。それをいったんは吐き出す翠星石。

「目が覚めたか?もう夜だぜぇwww」
「くひっ!こ、今度は何をするつもりですか...」
「何って晩飯がまだだったからよぉ、晩飯持ってきてやったぜェ」
「?!...そ、それは?」
今度はどんなおぞましいものを食べさせられるのか身構えていた翠星石は唖然とした。
トニーの手にはジュージューと音をたてるアツアツのハンバーグステーキの皿があったからだ。
「ほれ、食え」
「い、いやですぅ!どうせ毒か何か入ってるに決まってるですぅ!」
「あ?毒だあ?こんなに旨いのによぉ」
警戒する翠星石をあざ笑うようにハンバーグステーキを一口ほおばりクチャクチャと食べるトニー。
「あ〜旨ぇ!新鮮な肉を使っただけのことはあるぜぇwww」
グウウウウッ!
突然鳴ったのは翠星石の腹の虫だった。
「あ?何か聞こえたぞ?...そうかそうか体は正直なようだなぁwww」
「あううう...屈辱ですぅ」
「食うのか食わんのかハッキリしやがれ!食わねぇならこいつは便器に流すぞ!?」
「うぅぅうっ!よ、よこしやがれですぅ!!」
翠星石は悔しかった、この程度の誘惑に落ちた自分が。
だが、便器の汚物や蛆、ゴキブリの踊り食いの洗礼を受けた翠星石には抗えなかったのだ。

「へっへっへ...旨いか?あ、こら、え?クソ人形?」
旨い...確かに旨い。昼に食べた蛆やゴキブリ、糞尿よりも!涙が出るほど旨かった翠星石はハンバーグをむさぼるように食べた!
翠星石がハンバーグを半分ほどたいらげたときトニーが話しかけてきた。

「オマエ、JUN SAKURADA って奴を知ってるか??」

「?!なぜお前なんかがジュンを知ってるですか?!」
0782水先案名無い人
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2017/01/29(日) 01:21:28.10ID:4ILt50720
>>781
「あ〜それそれ、そのジュンっていう名前のジャップのメガネ小僧な、さっき俺んちにきたんだぜぇwww」
「な、何をデタラメぬかしやがるですか!ジュンがこんな薄汚ねえところにくるわけねぇですぅ!」
「それが、来たんだよ俺んちの呼び鈴押してよぉ『翠星石っていう可愛いお人形を知りませんか?』だってよwww
 手違いで俺んちに送られてしまったのをネットでつきとめたとか言ってたぜぇ」

「ジュ、ジュンがここに...」
期待で目を輝かせる翠星石
(な、なんとかジュンに会って即再契約をするですぅ!そうすればこんなチンピラ野郎なんかギッタギタにしてやるですぅ!)
「ジュ、ジュンは?ジュンに会わせてほしいですぅ!」
「へ、あわてんじゃねぇ安心しな、オマエのボーイフレンドはまだウチにいるぜぇwww」
「ぼぼぼぼボーイフレンドじゃないです!あああああああんなチビ!」
「ほう、そうかい?オメェの鞄の中にあった写真に『ジュン、ラブラブちゅっちゅ♪食べちゃいたいくらいですぅ!』ってあったぞ、げへへへwww」
「う...あがががっ、お、乙女の秘密を...」
「ま、ジュンとやらに会いたくねぇって言うんなら別にとめやしねぇがなwww」
トニーの言葉を聞くまでもなく便所を飛び出し、翠星石はジュンの姿を探し求めた。
「うううう!ジュン!ジュン!どこにいるですか?翠星石ですぅっ!!いるならいる、いないならいないとサッサと返事しろですぅ!」
だが、リビング、玄関(内側からカギがかかっていて開けられない)寝室、ゲストルーム、バスルーム、
のどこを探してもジュンの姿はない。
「あのギョロ目、とんだ嘘つき野郎ですぅ!ジュンなんてどこにもいねぇ〜じゃないですかぁ!!」
と独り言をいう翠星石の背後に立ったトニーが言う。
「オマエのボーイフレンドならキッチンにいるぜぇwwwきひひひっwww」
「キッチン...?どうしてジュンが台所にいるですか?」
「行きゃ〜わかるぜ?ま、行きたくないなら無理に行かなくてもいいがなwww」
「ちっ!そこをどきやがれですぅ!」
翠星石はトニーの脇を通り抜け、キッチンに向かう。そんな翠星石を卑猥な笑みで見送るトニー。

「ここがキッチンですか?ジュンはどこにいるです?」
翠星石はあたりを見回した。だが、あちこちが汚物まみれで足元にビール瓶だのゴミだのが散乱し
その間をゴキブリやドブネズミが駆け回ってるキッチンにはジュンの姿はなかった。
0783水先案名無い人
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2017/01/30(月) 03:14:39.76ID:U9CjenLr0
>>782
「ジュン!どこです?どこにいやがるですか!とっととでてくるですぅ!」
だがジュンが出てくる様子はない。と背後に誰かの気配を感じた。
「ジュン?!」
だが...
「ざ〜んね〜んでしたぁ、俺だ!トニーだ!!眼鏡のジャップ小僧じゃないぜwwあとな、『トニー、力が出ないよう』
 『ようし、こんな時はケ〇ッグコーンフロストだ!』のトニー・ザ・タイガーとは無関係だぜぇwwそこんとこヨロシクなベイベ〜〜ひゃははははっwww」

自分でボケて自分でツッこむトニーは無視して翠星石はトニーに問い詰める。
「コンチクショウですぅ!嘘をつきやがったなですぅ!この翠星石をたばかりやがったなですぅ!」
「おいおいおい、嘘なんてついてねえぜ?眼鏡ジャップのチビ小僧ならその中にさっきからお待ちかねだぜwwきひひひwww」

トニーの指差す方向を見る翠星石。その視線の先にはテーブルの上におかれた寸胴のシチュー鍋がある。
「ふ、ふさけるなです!いくらジュンがチビだからって、あんな小汚ねぇ、ちっこい鍋の中に隠れられるわけがねぇです!」
「嘘じゃねぇよ、嘘だと思うなら中を見てみるといいぜぇwww」
トニーの言葉に鍋に近づく翠星石、何かの罠かと思い一瞬、鍋のフタを取るのに躊躇したが
意を決して翠星石は鍋のフタを取り払った。
寸胴の鍋の中にはもちろんジュンの姿など無く、何かのひき肉かモツ肉のようなものがフチいっぱいまで入っていた。
異様な臭いがする。翠星石は顔をしかめた。
「おいおいおい、そんなに嫌な顔するこたぁねーだろう?オマエがさっき食ったハンバーグはこいつからつくったんだぜぇ?」
見るとトニーは翠星石が半分残したハンバーグの皿をわざわざキッチンにまで持ってきていた。
ふと、翠星石の目が食べかけのハンバーグにとまる。ハンバーグの断面に妙な物が見えたのだ。
「ちょ、お前!そのハンバーグをよこしやがれですぅ!」
「いいぜぇwwおかわり自由コーヒーも飲み放題だぜぇwww」
翠星石はトニーの手からハンバーグをひったくるように取り戻した。
そしてハンバーグの切り口の断面からはみ出ている何かを引っ張り出す。
0784水先案名無い人
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2017/01/31(火) 05:05:34.72ID:r8Qlow410
>>783

ずるぅ

「こ、これは...?」
ハンバーグの中から出てきた異物は何かひしゃげたプラスチックのようなものだった。
熱で溶けてひしゃげてはいるが元は−□−□−な形をしていたような...
「ま、まさか...で...す」
今度は寸胴鍋にかけよった翠星石は鍋をオタマでかきまぜてみた。
異臭を放つひき肉だかモツ肉をかき回していくうちに何かがオタマにからみついてきた。
オタマには無数の何か『細〜〜い糸のようなモノ』がからみついている。
「ま#$$%&~|||\ままま\\\"#?@@まさか!!!こ、この!#$%肉は#&ジ...
イやああああ嗚呼ああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああああああああああああああああっ!!!!????!!!?!???!??!?っっ〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

翠星石の絶叫にトニーの下卑た笑いがかぶる
「ぎゃははあっははっはははwwwwそんなにわめくほど嬉しいか?嬉しいよなぁwww
 眼鏡小僧の写真の裏に『ラブラブちゅっちゅ♪食べちゃいたいくらいですぅ!』って書いてあったからよぉ、
 わざわざオマエのリクエストに答えてやったんだぜぇwwwぎゃはははは!!!」

「すすすす翠せせ星ぃ石きききははジュジュジュジュンをジュンを...うおっぷ...
うげええええええええええええええええええええええええええええええええええ〜〜っ〜〜〜っ!!!!!!!!!」

「おいおいおい!何吐いていやがるんだよ!せっかくラブラブな彼氏とマジで身も心も一つになれたってゆ〜のによぉ!!
 自分の彼氏吐いてんじゃねぇ〜よ、ききゃははあっははははHHっはっ!www!♪♪」
0785水先案名無い人
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2017/02/01(水) 01:03:20.86ID:CBfafw3x0
>>784
そして次の日の朝・・・
「うう・・・寂しいですよぅ蒼星石・・・」
朝から寂しげに泣く翠星石。無理もない。
昨日はあんな酷い目にあったのだから。
体中をボロボロにされた上、自分の愛する人間を食ってしまったのだから。
しかし、悲しいかな、壊れた部分はすべて人工精霊が直してしまうのだ。
便利といえば便利だが、この時ばかりは人工精霊を恨む翠星石であった。
 そこへトニーはやってきた。腹に一発蹴りを食らわせる。
「おい!朝っぱらか五月蝿えんだよ!人形の癖に涙なんて流してんじゃねえ!」
そう言ってさらに蹴りを食らわせるトニー。
「うう、蒼星石・・・」
『蒼星石』、その名を聞いてトニーは思いついた。
「ちょっと待ってろ」
トニーは水をたっぷり入れた壷に翠星石を放り投げ、蓋の上に漬物石を置くと、自室のパソコンを起動した。
「なるほど・・・蒼星石とはこいつのことか・・・」
・・・昼
壷を開けて水浸しの翠星石を取り出した。
「散歩に行くぞ。だがその格好ではまずい。とりあえず全部脱げ」
「え?全部ですか?・・・恥ずかしいですぅ・・・」
「いいからとっとと脱げ!人形が生意気抜かすとぶち壊すぞ!」
「っひ!はいですぅ・・・」
恐る恐る服を脱ぬ翠星石。
「下着もだ。そんな格好で出歩く馬鹿がどこにいる」
「で、でも・・・」
「でももクソもねえんだよ!言う事聞け!」
「わ、わかったです!脱いでやるです!」
もう翠星石の頭の中は真っ白だった。こんなクズみたいな人間に裸を見せなければならないなんて・・・。
下着を脱ぎ、裸の翠星石は顔を赤面しながら後ろを向いて蹲っていた。
そんな翠星石の首でガチャリと冷たい金属の音がした。
「な、なんですかこれは!」
「鎖だよ。お前が逃げないようにな。その格好で散歩に行くんだ。しっかり歩けよ犬」
0786水先案名無い人
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2017/02/02(木) 01:27:56.22ID:IrovUjok0
>>785
玄関から出ると、そこは荒廃したゴーストタウンのようなところだった。
古ぼけたマンションや廃工場。そんなところに住むのがトニーであった。
「いいか、四つん這いになって歩け、少しでも2足歩行したり、休もうとすればそのケツに釘を打ち込むからな」
そう言ってトニーは内ポケットに大量に入った釘を見せつけた。
「うう、屈辱ですぅ・・・」
「ああ?犬が口答えするんじゃねえ!」
トニーは鎖を思いっきり引っ張った。翠星石は宙に浮き、次の瞬間ベランダの手すりに叩きつけられた。
「う・・っぐ・・・」
脊髄の当たりを思いっきり打ちつけた翠星石は声も出なかった。
 ゴーストタウンを散歩していると彼方此方から腐食した臭いが漂ってくる。腐った動物の臭いだ。
「う・・・酷い臭いですぅ・・・」
「いいだろう?実に綺麗な空気だ。これこそパラダイスだぜ!そして翠星石!お前もいずれこうなるんだよ」
0787水先案名無い人
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2017/02/02(木) 01:30:33.37ID:IrovUjok0
>>786
すると翠星石はトニーの脛を後ろ足で蹴り飛ばした。
「ちょ、調子に乗るのもいい加減にしやがれです!お前なんていずれ・・・っきゃ!」
「調子こいてんのはてめえだろうが!!!立場ってものを考えやがれ!」
トニーは翠星石を持ち上げると、尻の穴に釘を5本詰めた。
「や、やめやがれです!さ、裂けちゃうですぅ!」
ズブズブと釘を入れていく。やがてすべて飲み込むように体の中に入っていった。
「あ・・・ああ・・・」
ぶるぶると体を強張らせる翠星石。
ニタニタと笑いながらギョロっとした目を光らせるトニー。
「おいおい、なんだかんだいって感じてるんじゃねえのか?人形のくせに!」
「う・・・翠星石は感じてなんていないのですぅ!」
顔を真っ赤にして否定する翠星石。
「いいからさっさと歩け!」
 どのくらい歩いただろうか、やがて見慣れた光景が目に入ってきた。
そう、ここはジュンと暮らしていた町である。
上手く逃げ出せばジュンの家にたどり着けるかもしれない。ジュンはいないけど真紅なら・・・とわずかに期待を寄せる翠星石であった。
「この町、知ってるだろ?先に言っておくが俺の目的地はあの丘の上にある薔薇屋敷だ。お前の愛しい妹蒼星石のいる所だ」
「な、なんでそれを知ってるですか!」
「おいおい、俺の情報網を舐めちゃ困るぜ。人形にはわからないような高度な技術があるんだよ」
蒼星石の所へ行って何をするのだろう。
翠星石の不安は募るばかりであった。
0788水先案名無い人
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2017/02/03(金) 01:42:21.61ID:FZEG83ov0
>>787
玄関の前までやって来た二人(トニー的には1人と1匹)
「いいか、お前はここで待ってろ」
そういってトニーは近くの手すりに鎖を縛りつけた。
中に入っていくトニー。しばらくして騒がしい音が聞こえてきた。
「な、何の音ですかぁ?」
こっそりドアに耳を近づける翠星石。するとトニーの声が聞こえてきた。
『おい!クソジジイ!さっさと蒼星石を出しやがれ!』
『っく、蒼星石!逃げるんだ!ぎゃあああ!』
この声には聞き覚えがある。
「おじじ!」
翠星石は必死で鎖を解こうとした。だがきつく縛ってあるためなかなか解けない。
すると屋敷の中ではさらに激しい音が聞こえてきた。
『よくもマスターを!許さない!』
蒼星石の声である。彼女に会える!そう思った翠星石はさらに必死になって鎖を解こうとした。
『ああ?てめえごときのボンクラ鋏じゃ俺を殺せねえよ!このトニー様はな!』
そしてその瞬間玄関のドアが吹き飛んだ。
衝撃で鎖が繋がれていた柱も崩れ、翠星石は自由の身となった。
「今行くですよ!蒼星石!」
『来なくても目の前にいるぜ!』
煙の中から人影が見える。トニーだ。顔には血がこべりついており、右手にはぐったりした蒼星石を持っていた。
そして後ろには首の無い体が車椅子に座っていた。そう、蒼星石のマスター、結菱一葉である。
「きゃあああああああ!!!!おじじ!!!」
「おいおい、妹よりクソジジイの心配か?」
「う、蒼星石を返してです!」
「やなこった。蒼星石最後に言いたいことはあるか?」
「ごめん、翠星石・・・君を敵に回しちゃって・・・でもマスターは守れなかった・・・」
「まだ翠星石がいるです!今度は私が守ってやるです!」
「・・・ありがとう翠星石・・・また君と会え」
ゴトンと蒼星石の首が落ちた。
「きゃああああああああああああああああああああああ!!!!!そ、そ、蒼星石いいいいいいいい!!!!!」
「っはっはっはっは!!!お涙頂戴の姉妹の感動物語!ここに終焉!ってか。傑作だぜ!」
0790水先案名無い人
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2017/02/04(土) 01:14:00.43ID:Eo4NSS4z0
>>788
「蒼星石蒼星石蒼星石ぃぃぃぃぃぃぃぃっおじじぃぃぃぃぃぃっいやいやいやいや嫌ぁ〜〜〜ですぅぅぅ〜〜〜〜!!!!!!」
蒼星石と結菱一葉の首をかかえたまま翠星石は泣き叫んだ。何より最愛の妹を失ったことが大きかった。
「蒼星石ぃ蒼星石ぃ...ああああああああああああああああああああああっ...」
「いつまでも、ぴいぴい泣いてんじゃねぇ!このクソ人形!!」
そういってトニーは翠星石に延髄斬りをくらわせた。
「ぎゃはっ!」
思わず蒼星石と一葉の首を放り出してしまう翠星石。蒼星石の首はコロコロころがっていってしまう。
「ああああああああっ!蒼星石っ!待って!蒼星石ぃぃっ」
狂ったように転がる蒼星石の首は瓦礫の中に入って行ってしまった。
「蒼星石っ、あああっ!??」
やっと拾いあげた蒼星石の首、翠星石のオッドアイと対になるその瞳にガラスの破片が突き刺さってしまっていた。
「ぎゃははははっwww何やってんだ?大事な妹をケガさせて?ホントにオメェは出来の悪い姉ちゃんだなぁっぁ?!げへへへ」
「う...ぅぅぅ...このあ、悪...魔...蒼星石を返してで...す」
「ぐへへっへへへ『生き返らせて』やってもいいぜぇ??」
「えっ?...な、何をほざいてやがるです...こんなバラバラになったら、もうお父様にしか直せないはずです」
「それができるんだよなぁ...この俺様にはよぉwwぐへへへへ」
「なな直せるならさっさとやるです!蒼星石をっはやく今すぐ!」
「オメェ...ま〜だ口のきき方がなってねぇな...ま、いいぜw期待してろよ♪」
「痛っいたたたたっ!いやぁぁぁっ離すです!髪を引っ張るなです!ひきずるなです!翠星石のお尻がコンクリートで擦り切れちゃうですぅ!」
「つべこべぬかすな!てめえが鎖をはすしちまったからだろうがよぉ!!!」
どすっごずっばきっ!べきっ!!蹴りを入れるトニー。翠星石は声もかれてもはや反抗も出来ないようだ。
「ようし静かにしてろよ」
そういってトニーは瓦礫の山と化した結菱邸跡を見回す。
「俺様の情報だと...この手の旧華族のお屋敷ってのは大抵...お!あったぜ?」
床の片隅になにやら封印された入り口のようなものがあった。
「うりゃ!」
入り口の封印を蹴り、開けるトニー。屋敷の床には地下へ続く穴があった。
「入るぞクソ人形!てめえ先に行け!」
そういってトニーは翠星石を穴の下に蹴り落とした。
「きゃあぁぁぁぁぁぁ...ですぅっ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜...」ぐしゃ「ぎゃあああっ!!す、翠星石のお尻にヒビがぁ?!」
「そうかけっこう深いな...ロープがいるなwwだがしゃべることができるってことは酸素はあるってことだなwwwぎひひひ」
0792水先案名無い人
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2017/02/05(日) 01:18:46.61ID:rQQJOYTe0
>>790
そして結菱邸の地下室へと降りていくトニー。地下では尻餅をついた状態のまま身動きできない翠星石がいた。
「うぅぅぅうう...翠星石のお尻が欠けちゃったですぅ...痛すぎるです...」
「ぼけっと座り込んでんじゃねぇ!とっとと立ちやがれこのクソ人形!」
「や、やめてです!さっき入れられた釘がお尻の穴に刺さって痛くてうごけないのです!お願いだから動かさないで欲しいです!」
「上等だコラっ」ごすっ
翠星石の尻に蹴りを入れるトニー
「ひぎう!釘が!お腹に!んんんんんんっっ〜〜〜〜〜〜〜」
「け、まったくいつまでも減らず口を叩くからそうなるだよ!!!」
「ぁ...ぁ...ぁふぁ...こ...ここは?...どこです...」
「この手の旧華族のお屋敷ってのはよぉ、普通は座敷牢とか地下牢とかあるっていうがマジでありやがったぜww
とくにこの結菱家ってのは海外貿易でもうけたっていうからよ...ほれ、あれ見てみろよ」
「こ、これは...なんです?」
翠星石が見たのはおかしな女性型の人形だったよく見ると棺おけのような形に見えなくもない。
棺おけ状の中には数十本にもおよぶ先のとがった鋼鉄せいの杭のようなモノがいっぱい見える。
「これはアイアンメイデン(鋼鉄の処女)って奴だぜぇ!中に気にいらねぇ奴をぶちこんでこのフタをしめると」
「ひぃいぃぃ!言わなくていいですぅ!やめるですぅ!」
ふと見回すと辺りには万力だの水車だの九本尾猫(ナインテイルキャット)だのコックリングに三角木馬といった拷問器具がごろごろしていた。
「け、あのじじい、厳格そうな顔してこんなモノを地下室に集めてやがったのか?案外、毎晩おめぇの妹とプレイしてたんじゃねぇの?www」
「そ、蒼星石が、そんなはしたないことをするわけがね〜ですぅ!お前といっしょにするなですぅ!」
「うるせぇな...俺が何のためにここに来たのかわからねぇっていうんじゃねーよなあ?」
「ひぐっ!ま、まさか翠星石をこの拷問器具で...?」
「へへへへっwww ど・れ・に・し・よ・お・か・な・あぁぁぁ????」
「い、いやあああああああああああああああああああああああ」
0793水先案名無い人
垢版 |
2017/02/06(月) 01:03:41.41ID:AHSgFxaM0
>>792
「へっ安心しろ、俺の目的はこんな古くせぇモンじゃねぇ」
「はぁはぁはぁ...へ?」
「俺の目的はなぁ...え〜と確か俺の情報だと『例のアレ』が数年前この屋敷に入荷したってことになってるんだが...」
なにやら拷問器具の間を探し回るトニー。
「おっ!あったぜ!やはり俺様の情報は頼りになるぜぇwwwおいこれを見ろ!」
「これは...なんです?」
それは二つの大きなガラスケースにたくさんのコードや電極などがとりつけられた、ヘンテコな機械だった。
奇妙なモニターやアンテナがありこちに取り付けられ何に使うものなのかまったくわけがわからない。

「へっへっへwwこれはなぁ...物質転送装置って奴だぁwwwこっちのガラスケースに入れたものを電解してこっちのガラスケースに転送して
 元の姿に再構築するっていう、それはそれは画期的な幻の一品だぜぇww」
これさえあれば飛行機やバスに乗らなくても瞬時に遠くに移動できるって、すげぇシロモノだぜぇ
ま、これは実験機でせいぜい5mくらいしか移動できないんだがなww」
「ふ...ふん、何を言うかと思えば...5mぽっちなんて歩いた方がはやいです!
 きっとこれを作った奴はお前のように頭の狂った奴に違いねぇです!」
「あわてんじゃねぇよwwwこいつのスゲェところは本来の使い方よりも副作用の方なんだぜぇ?
 ザ・フライって映画を見たことねぇか?物質転送実験しようとした科学者が自分で機械を使ったら、一匹のハエが紛れ込んでてよぉ...」
「ふ...ふん、清楚で可憐な才色兼備の翠星石はそんなえげつねぇお下劣映画なんて見ないのですぅ!」
「け、俺としたことがw口で言うより実際やってみた方がはええってかあ?案ずるより生むがやすしってなぁああ??」
と翠星石と蒼星石と一葉の首をガラスケースに放り込むトニー
「な、何するですか!ここを出しやがれです!こんなことをしたらタダじゃすまさねぇですぅ!」
「ガタガタ言えるのも今のうちだぜww幸い自家発電装置はまだ生きている。あばよ翠星石」
トニーはそういって物質転送装置のボタンをONにした。
0794水先案名無い人
垢版 |
2017/02/07(火) 01:12:43.80ID:aBlrkWEc0
>>793
  ブィィィィィ...ンン... イィィィィィ...ィィィィ...

物質転送装置が不気味に鳴動し機械全体が奇妙な光に包まれるとガラスケースの中の翠星石の姿がかすれて見えなくなっていく。
転送装置が翠星石を電気分解したのだ。そして装置を介してデータ化した翠星石の体の情報が隣のケースに送られていく。
見よ、もう一方のガラスケースに人型の何かが実体化してくるではないか。翠星石の体が再構築されていっているのである。

それは始まりと同様に終わった。奇妙な機械の輝きも不気味な鳴動もなくなっていた。
ただ違うのは始めに翠星石が入っていたケースは空になりもう一方のケースに翠星石の姿があったということだ。

「けけけけけけっ!!!スゲェ!転送実験は成功したぜwwもちろん副作用付きでなぁwww」

ガラスケースの中で翠星石はうめいた
「ん...す、翠星石はどうなったです...?」
と...

「ここはどこ?体が動かせない...僕はどうなったんだ?翠星石」
「蒼星石...私は...いったい...ここはまさか地下の...」

「そ、その声は蒼星石におじじっ!!??い、生き返ったですか?!!どこ?どこにいるですか!!!?」
「翠星石...首が...目が痛いよ...よくわからないけど君の背中?みたいのいが見えるよ?」
「こ、これは翠星石の...何ということだ!あの転送装置を使ってしまったのか!」

「どういうことですか?感覚がまだ戻らなくて、よく状況がわからねぇです!鏡!鏡はどこですか?」

翠星石はケースから立ち上がって地下室を鏡を探してさまよった。そして運よく大きな姿見の鏡をみつけることができた。
翠星石は自分の姿を鏡で見た
「えっ...?」
翠星石は始め自分の肩のところに珍妙な腫瘍ができているのかと思った。だがその奇妙な腫瘍は口をきいた。
「やはり...あの欠陥品を使ったのか...」

「お...おじじ?!!!?」
0795水先案名無い人
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2017/02/08(水) 01:17:33.30ID:Czzolmbg0
>>794
翠星石の肩
そこに結菱一葉の顔があった。翠星石の体との継ぎ目はなく完全に融合していた。
物質転送装置によって翠星石の体と結菱一葉の首が原子レベルまで分解し融合したからだ。

「お、おじじ?おじじの顔が顔が顔が顔がすすすすすすす翠星石のからからからから体にににににに????」
「翠星石...なんか君の髪の毛が顔にかかってよく見えないよ」
「ままままっままっまっま、まさかそそそそっそおそんなです、蒼せせせ星石わわわあぁぁつ??!?!?
う...ううううう嘘ですぅ!ここここれは夢、夢なんですぅ!翠星石は悪い夢を見てるですぅ!ホントの翠星石はジュンの部屋で鞄の中で寝てるのです!
そそそ、そうに決まってるのです!だからだから、おおおおお願いですぅぅぅ...」

翠星石は今の状況を拒絶した。だが確かめずにはいられなかった。誘惑に負けおそるおそる背中を姿見の鏡に向ける。

現実は非情だった。


       翠 星 石 の 尻 に 蒼 星 石 の 首 が 融 合 し て い た

「イやあああああああああああああああああああああああああdkdかうあkjdkh!!蒼ぉぉ星石ぃぃぃぃいぃいっ!$%&||@@!1!!!!!??」


「ぎゃはははははっ!!!!良かったなあWWWこれでいつまでも仲良し姉妹だぜぇWWWじじい付きでなぁWWWWWWWWW
翠星石!!クソするときは気をつけろよぉWWW妹が糞尿まみれになるからなあああぁ!!!」
0796水先案名無い人
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2017/02/08(水) 15:47:46.18ID:2GaWTneW0
翠星石がチョコレートづくりにとりかかった\(^o^)/
0797水先案名無い人
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2017/02/09(木) 01:10:31.54ID:cd73gr/90
       (o;).  (o;)
  lゝlヽ  ||   ||  γlノl クワッ
  ゝ´;ノ, く/',二二ヽ> ゝ;ソ
    ゝ ~|  |ノノイハ } ノ
    /\l  |#゚听| l/ヽ すこや蟹!のびや蟹!
    /\l____|(l_介」_ノ/ヽ 
    ヽ ̄≦ノ`ヽノヘ≧~7
      ミく二二二〉ミ
0798水先案名無い人
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2017/02/09(木) 01:12:24.19ID:cd73gr/90
>>797
「すこや蟹! のびや蟹!」
ジュルルルルルルル・・・・
蟹の格好をしてふざけている翠星石を獲物を見つめるような目で見ている人間がいた。
「おいしそうだなぁ・・・」
人間はポツリとそうつぶやき、翠星石に近づいた。
「!?」
それに気づいた翠星石は身構えた。
「ねぇ、君とってもおいしそうだね」
「なにこわいこと言ってるですか、翠星石は気高いローゼンメイデンですよ。だいたいお前は誰ですか? このデブ人間!」
そういうと翠星石は走り出したが・・・、
ズン ズリュ バタン ビリッ!
「痛いです! 何が起こったですか・・・? あぁ!」
顔面から翠星石はころんだ。見るとスカートが踏まれている。自慢のスカートもすこし裂けていた。
「翠星石のスカートがぁ・・・」
「誰でもあるし、誰でもない。それはともかくおいしそうだねぇ、翠星石ちゃん♪」
人間はそう言うと翠星石の髪の毛を掴み、もちあげた。翠星石の顔が苦痛で歪む。
「何わけわかんないこと言ってるですか! とっとと離しやがれです! このデブ人間!」
そういうと翠星石はジタバタと見苦しく動きはじめた。自由になる手と足で人間の体を精一杯叩く、蹴る。
パシ パシ パシ コン
しかし翠星石が動くたびに、人間が髪を持ち揺らしているため、人間は少しも痛みを感じなかった。
「痛いですっ! いい加減、離しやがれですぅ!」
「おぉ! 活きがいいね!」
人間はそういうと面白がってわざと髪を揺らした。
プチン プチン プチン プチン
そのせいか翠星石自慢の髪の毛が何本か抜け落ちた。
「うぅ、ひどいです! 痛いです! いますぐやめろです! いっぺん死んでみやがれですぅ!」
「ハハハ、それは勘弁だな。それはそうと口のきき方には気をつけなよ」
そういうと人間はなおも揺らし続けた。翠星石は今にも泣き出しそうであった。きれいなオッドアイは涙で輝いていた。
ガチャ キュイー パタン
翠星石を持った人間は倉庫へと入った。
0799水先案名無い人
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2017/02/10(金) 01:06:41.27ID:xx6Iue/A0
>>795
翠星石の体はあれやこれやでどうにか直ったが、トニーの虐待はこれで終わりではなかった。
むしろ始まりだったのだ。
蒼星石を目の前で殺されてから数日後、翠星石は抜け殻のように静かだった。
「ッチ、これじゃ苛めようがないな」
相手の恐怖心をそそることで快楽を得ているトニーにとってこれは痛手だった。
どれだけ蹴ったり殴ったりしても無反応なのだ。
「こうなりゃ奥の手だ」
トニーは携帯電話を持ち、翠星石を監禁している部屋に向かった。
「お、俺だ。トニーだよ。久しぶりだな。ちょっと頼みたいことがあってな」
誰と話しているのだろう。翠星石は少し気になった。
「おう、そういうわけでよろしく頼むぜデュ・ー・ド・さ・んよ!」
『デュード』
その名を聞いただけで翠星石はもういても立ってもいられなくなった。
「きゃああああ!ここを出せです!あいつとは会いたくないですぅ!」
「うっせえよ!ゴタゴタ騒ぐんじゃねえ!」
腹を思いっきり蹴り飛ばす。
「っぐえ!これが騒げねえでいられますか!あんなクズ野郎には会いたくないですぅ!」
「へえ、じゃあジュン君に会えなくてもいいのか?それに俺はあいつを呼ぶともお前をめちゃくちゃにさせるとも言ってないぜ?」
「じゅ、ジュンが生きてるですか?」
「さあな。そいつはデュードに聞いてみな。いずれにせよ今回の件が終われば会えるかもしれないぜ」
ニヤリと笑うトニー。相変わらずとんでもないことを考えていそうな顔である。
「ほ、本当ですか?うう、我慢するですぅ」
「へへ、いい子だ」
そう言ってトニーは翠星石の頬をぺろりと舐めた。
「う・・・」
「まあそれまで待ってな。今日はこれを食わせやるよ。ほら」
トニーは珍しく普通のカツレツと普通のスープを置いて部屋から出て行った。
「果たして耐えられるかな・・・翠星石・・・へへへへ」
0800水先案名無い人
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2017/02/11(土) 01:08:08.48ID:DG2CCUQa0
>>798
倉庫の中には巨大な鍋が用意されていた。中にはグツグツと湯がその中に食材が放り込まれるのをいまかいまかと待っていた。
「今日はカニ鍋だぁ♪」
満面の笑みで人間は言った。
「まさかこの中に・・・」
翠星石は青ざめた顔で言いかけた。すぐさま首を振る。
「ま、まさか、そんなわけないですぅ! 人間が人形を食べるなんて、いくらデブ人間でも・・・」
「そのまさかなんだよ」
人間は翠星石を持ち上げ眼を見つめながら言った。
ツゥーーーー
翠星石の右頬に涙が一筋つたった。
「やめろですぅ! 翠星石なんかくったってうまくねぇですよ!」
「それはやってみなくちゃわからんだろw」
そういうと人間は天井からつるされているフックを手繰り寄せ、翠星石の顔に近づけていった。
「ヒィィィィィィィ、そんなもの近づけるなです! あぶないです!」
キリキリ
「ウゥゥゥゥゥ、痛いです! 痛いです! 痛いです!」
翠星石の額にフックが押し付けられている。すると、
パコン!
見事にフックが翠星石の額にねじ込まれた。
「ヒギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァ! 翠星石はゼッタイ、ゼッタイ、ゼーーーーーーーータイッ、お前を許さないです!」
「あっそ。本当に威勢がいいなw」
人間は手を離した。
チャラン チャラン
宙吊りになった翠星石をあわれむかのように鎖がなった。
「ヒグッ、ヒグッ」
翠星石の顔は涙でグチャグチャになっていた。
「いいかっこだな」
人間はそう言うと手元にあるスイッチを押した。
ウィィィィィィィン ガチャ ウィィィィィィィィィン
フックが鍋へと近づいていく。
0801水先案名無い人
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2017/02/12(日) 02:02:39.97ID:/LQ2VfI60
>>800
フックは鍋の真上に到着した。翠星石はグツグツと煮え立っている鍋を見た。湯気が顔に当たった。
「ヒィィィィィ、嫌です! 嫌です! こんなの嫌です! 気に障ったのなら謝るです! だから今すぐこんなことやめてです!」
けっして普段言わないようなことを翠星石は叫んだ。しかし地上の人間は・・・
「いまさら遅いんだよ。うらむのなら自らのその口の悪さをうらむんだな」
無情にも手元のスイッチを押した。
チャリ チャリ チャリ チャリ チャリ チャリ
フックは鍋の中へ近づいていく。
「嫌ですぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
とうとう足が湯の中へ入ってしまった。翠星石はどうにかして逃げようともがいた。しかし・・・、
「熱いです! 痛いです! 熱いです! 痛いです! 熱いです! 痛いですぅぅぅぅぅぅぅ!」
湯の熱さと、逃げようともがくたびにくいこむ額のフックの痛みに翠星石は苦悶の表情をうかべ、絶叫している。
翠星石の体が腰まで湯につかったところで人間はフックの動きをとめた。
「どうしてこんなことを・・・」
「翠星石がおいしそうだからだよ」
翠星石はキッと人間をにらんだ。
「ふざけるんじゃないです!」
そう叫ぶと翠星石は動きをとめた。
「気絶したのか・・・?」
0802水先案名無い人
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2017/02/13(月) 01:55:26.61ID:IkAehxo10
>>799
デュードが来る。そう思っていた翠星石。
だが1週間、2週間と経っても一向に来る気配は無い。
それどころか、ここのところトニーの虐待は全く無く、食事もまともなものを与えられ、日に日に本調子に戻っていった。
そしてトニーのことも少なからずまともな人間ではないのだろうかと思うようになってきた。
しかも最近は出かけることが多く、翠星石を鎖で繋いでおくこともなくなった。
今日も出かけてもう夜になるが帰ってこない。
・・・次の日
「おかしいですぅ。まだ帰ってこないなんて」
多少心配になる翠星石。
「べ、別にあいつのことなんてどうでもいいですのに!というかむしろ嫌い・・・」
と、ドア越しになにやら人の声が聞こえてきた。
『おうデュード、ブツの用意だけはしっかりできてるな』
『当たり前だぜ。サイズ(大鎌)、スレッジ(大金槌)まで用意してきたぜ。このままあいつに俺の顔見せたらビビっちまうだろうからここで退散するぜ。また後でな』
『あのクソ人形に一泡吹かせてやるぜ!ひっひっひ』
と、会話が終わった頃合を見計らって監禁室に走り出す翠星石。
「やっぱりあいつがいやがるですぅ!」
デュードの顔を想像しただけでガタガタと震える翠星石。
そしてドアがバタンと開く。そこには大鎌を携えたトニーの姿があった。
「へへへ、これからが本番だぜ翠星石!死神のパーティだ!」
「ひどいですぅ!おまえはまともな人間に更生したと思っていたのに!っきゃ!」
トニーの蹴りで吹っ飛ぶ翠星石。
「人形ごときが俺のことを『おまえ』呼ばわりするんじゃねえ!ぶった切るぞ!」
倒れこんだ翠星石に近寄り、首筋に鎌を突きつけた。
「いいか、俺はお前に情けをかけた憶えはねえ!ただ日常の生活を取り戻させて、また恐怖を味わえる体にしてやっただけさ。感謝するんだな!」
0803水先案名無い人
垢版 |
2017/02/14(火) 01:29:34.71ID:1NFx7RIK0
>>767
「うぅぅ...翠星石のカニクリームコロッケがぁ...みんなひどいですぅ翠星石のぶんのカニクリームコロッケをたべちゃうなんてですぅ〜...
 あうう...頭に血がのぼって眩暈が...ですぅ」

今はもう深夜といってもいいくらいの時間帯だった。翠星石は夕飯のときからジュンの部屋に吊るされたままだった。
逆さ吊りの状態のまま、かれこれ数時間このままで、いい加減手足もしびれてきたし頭がくらくらしていた。
「それにしてもみんな薄情ですぅ!翠星石を助けないで9時になったら、とっとと寝ちまうなんてですぅ」
いつもの就寝時間の9時になれば解放されるだろうとタカをくくっていた翠星石だったが、
いざ9時になったら、みんなさっさと鞄で寝てしまったのだ。特に真紅なんて吊るされっぱなしの翠星石を冷ややかな目で見て
知らんぷりして寝てしまったのだ。
「うぅぅ、あの子はいつも、ああです。ちょっとばかりこの家に早く来たからってエラそうにしやがってです!
 近いうちにヤキを入れてやるです!鞄の中にマタタビ生やして猫をおびきだして猫攻めにしてやるです!きひひひっ」

              バサバサッ
「?何の音ですぅ?」
窓辺のあたりで何か音がした。翠星石は逆さ吊りのまま器用に首をかしげて様子をうかがった。

ガチャ、カラカラ...
「誰か窓を開けてるです、まったく戸締りがなってねーですぅ!何か部屋に入ってくるですよ?」
0804水先案名無い人
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2017/02/14(火) 02:25:02.51ID:d/8F4La70
バレンタインデーだ
ヤスヒロきてくれー
0805水先案名無い人
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2017/02/14(火) 23:56:14.46ID:vdeJWwzT0
今頃iのフィールドで二人でチョコレートファウンテンに漬かってるよ
0806水先案名無い人
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2017/02/15(水) 01:23:07.77ID:OXa9zfct0
>>803
「ドロボウですか?来るなら来て見やがれです、この翠星石にかかれば悪党の一匹や二匹ケチョンケチョンにして...
 って、あああああ?!縛られて動けないです、ピンチですぅ。もし悪党が身動きできない可憐な翠星石に気づいたら...
 想像しただけでも恐ろしいです、ここはジッとして気づかれないように様子を見るです」

カラカラ...バサッ
翠星石が見守るなか窓が静かに開きそこに何か黒い影が現れた。そして影はスゥーっと宙に浮いたまま部屋の中央、翠星石が吊るされてる辺りまで移動してきた。
「ひぐっ!あわあわわわわっ、怪奇現象ですぅ!こっちに近づいてきやがったです!来るなです!」

「?!  その声は翠星石?!ちっ、ハメたわねぇ、あのガキぃ...」

「そそそそその声は水銀燈のコンチキショウだなですぅ!ななな何でオマエがここに?!
 くぅ〜ここであったが百年目です!この翠星石がオマエの命(たま)を殺(と)ってやるですぅ!」
「あらあら、おばかさぁん。そんな状態でこの水銀燈に勝てるとでも思ってるの?!」

両者にらみ合いの最中。
ガチャ
部屋のドアが開く。入ってきたのはこの部屋の主だった。
「ジュン!」
「ガキぃ...よくもこの水銀燈をハメてくれたわねぇ...おびきだして一網打尽ってワケぇ?ナメたことしてくれるわねぇ...」
「は...?ああ、この性悪人形か、すっかり忘れてた。約束は破ってない。準備はできている。こいつのことは放っておけばいい。
 居間のほうに準備はできている」
「そ、そぉ?」
0807水先案名無い人
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2017/02/16(木) 01:18:21.94ID:CPYznhjC0
>>806
「ちょ、ちょちょっと待つです!どういうことですか!?何でジュンと水銀燈が?!です」
「お前には関係ないだろ」
「か、関係あるです!チビはこの翠星石のマスターです!知る権利があるですよ!」
「うるせぇぞ...真紅たちが起きちゃうだろ」
「話すです!さもないと大声を出して真紅たちを叩き起こしてやるですよ?」
「ち、お前にかかわってるヒマなんて僕にはないんだ」
そういうとジュンはおもむろに履いていた靴下を脱ぎそれを丸めた。
「な、何をするですか?」
「うるさい静かにしてろ、これでも食らいやがれ」
ジュンは丸めた脱ぎたての靴下を翠星石の口につめこんだ。ツンとした、すっぱいような、しょっぱいような悪臭が翠星石の鼻腔を満たす。
「はわわわわわわふぁっ!...げぼ...く、くはいれすぅ!とってれすぅ!」
「朝まで静かにしてろよ。水銀燈、居間は下の階だ」
「まままま、待つれすぅ、な何をするつもりれすか?」
「ウフフフフ...これから私たち二人っきりでお楽しみなのぉ、お子様はさっさとネンネなさぁい♪」
「ちょ、げぼっ、おええっ、靴下、くちゃいれすぅ...ま、まさかお楽しみって、ナニをおっぱじめる気ですかぁ?!」
「あらぁ野暮なこと言わないの、お・ば・か・さ・ぁ・ん」
部屋を出て行く二人
「そ、そんな...ジュンが...裏切って水銀燈と手を組むなんて...
 うううチビ人間のロクデナシれすぅ〜」
0809水先案名無い人
垢版 |
2017/02/16(木) 18:05:31.10ID:RpNq++GX0
翠星石にチョコレート貰えなかった/(^o^)\
0811水先案名無い人
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2017/02/17(金) 01:32:20.40ID:laJmviP80
>>807
じゅんの靴下を口にしてモゴモゴしたまま、つぶやく翠星石
「ううう...ジュン...何で翠星石たちを裏切ったれすかぁ?ひどいれすぅ〜...
 翠星石は翠星石はジュンのこと...」
唾液で靴下が湿ってくる。
「ジュルッ、ぐげぇおえぇぇっほっ!!唾液が臭すっぱ、しょっぱいですぅ!ゴクッおえぇっ飲んじまったれふぅ!
 あ...ジュンの汗の匂いが...って、何やってるです?!翠星石は変態じゃないです!」
そうしてる間にも階下では何かゴソゴソしてる音が聞こえてくる。
「あ、あの二人いったい何をしてるですか?...べ、別に翠星石はチビがどうなろうと知ったこっちゃねぇですが、水銀燈が何を企んでるかがきになるだけですぅ」
翠星石は息をひそめて階下の様子に耳をすました。

「...ああ〜〜〜〜ん... ン君〜素敵ぃ〜〜♪」
「これ何かどう?」
「ああ〜〜〜...ン君〜〜〜うふふふ〜〜〜〜ん、あ〜ん♪」
「こんどはこれだ」
「や〜〜〜ん、もぉどぉにかなっちゃう〜〜〜♪」

ガーン...ガーン...ガーン...
「なんてこったです...いつの間にこんな関係になっていたですか...
 ジュンは...す、翠星石には、あ、あんなことしてくれないのです...」


その頃居間では
『じゃあ来週もよろしくんくん!』
「ああ〜〜ん、くんくん〜素敵ぃ〜〜〜〜〜次!次のDVDをさっさとセットしなさぁい」
「ああ...わかった、それより約束は」
「わかってるわぁ、DVDを見せてもらう代わりにここしばらくは戦いをしないでいてあげるわぁ...
 あっくんくん!しっかり〜そこよぉ!くんくんは負けないわぁ!!」

「真紅そっくり...やっぱ姉妹だな」
0812水先案名無い人
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2017/02/17(金) 02:13:35.30ID:SWtnMlO80
カナにチョコ貰った!貰ったぞ!もいらrっつぁさもたああたんpたっつぁもらyった
0813水先案名無い人
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2017/02/18(土) 01:09:04.59ID:3Gi1KxRC0
夜通しの残業から部屋に帰宅すると、灯りをともす前の暗闇の中で
ムシャラムシャラと怪しげな音。誰か居る。女?いまどき珍しい円形のスカートを
だだっぴろげて部屋の真ん中で堂々と買い置きのスナック菓子やpokkyを貪ってやがる
その物体はどこか見覚えがある。ミドリのベルベットのこやつ、
あの「ですぅ星人」だった。ヌシがカエッテキタデスぅなどと
あたふたする翠星石のうしろ髪をしっかりと?み、この泥棒猫めと
両手で左右のおさげ髪をひっぱりながら、灯りをともして奴の睨みつけるような
生意気な表情を、髭面を近づけつつまじまじと眺める。紛れも無くミドリである。
pokky喰ったくらいで泥棒呼ばわり心外ですぅなどとぬかしやがる。
そしてツェッペリンの音楽なんぞゴミのよう、次々と溺愛するバンドに対して
罵詈雑言をぬかしやがった。ビートルズとA乃T子を貶す言動が
このいけすかない悪魔人形に、心の底から、陰惨な殺意を抱かせるスイッチとなった。
2本の後ろ髪を右手に持ち替え、翠星石を遠心力にまかせてクルクルとふりまわし、
ホーロー台に叩きつけてやった。何するですか、イタイですぅ、
手前の為した図々しくも侮蔑にあふれた言動の罪深さなど微塵も自覚の無い
このミドリのドレスを被ったゴミは、キッと睨みつけながら
なんでこんなことするですぅとでも言いたげだ。そのまま髪を引っ張りつつ
頸を猫?みに押さえ込んで、頭からに熱湯をかけてやった。
漸く、ミドリの奴、本気で自分を虐待する気だ、と気づいたようだ。
そのまま、更に両の眼球のグラスアイに熱湯をたっぷりと注いでやり、
奴の反抗心を萎えさせてやった。硝子でできたオッドアイの眼球は無残にも
熱で罅だらけになる。虐待祭りはこれからだ。
0814水先案名無い人
垢版 |
2017/02/19(日) 01:08:18.01ID:Z+CL4aQj0
>>813
本気で殺意を悟り始めた翠星石は部屋中を暴れまわるように逃げ始めた。
嫌がる翠星石を床に突き伏せさせ、左の上腕のパーツをハンマーで砕いてやった。
フリルブラウスに包まれた華奢な右手首をひねりまわして関節を破壊し、
そのまま右腕を肩関節から引きちぎる。両腕を破壊されてジャソクにされた状況を
信じられない表情で目を見開いて呆然とする翠星石。二度と再生しないように
ちぎられ分離した両腕のパーツを、翠星石の眼前でハンマーで粉々に砕いて燃やす。
陶器製のビスクパーツは既に原型をとどめていない。が、その破片の中に埋もれた
不気味な「モノ」がふと目に留まる。ゴム状の靭帯で繋がれた、それは明らかに
人骨だった。こいつら、人間の骨のフレームで出来ていやがる。
人骨には怪しげなキリル文字でまじないの語句が刻まれていた。
呪いの人骨で組み立てられた不浄のヒトガタを滅せよと、脳裏に擬神の指令が下る。
0815水先案名無い人
垢版 |
2017/02/21(火) 01:08:15.29ID:IPOPkHbc0
>>814
更に残酷な贖罪が翠星石に降りかかる。喉が焼け付くような声で泣き叫び、
半狂乱に暴れる翠星石のスカートとアンダーパニエをめくり、滅多にみせることの無い
両足首をさらけださせ、ファイバーロープで縛りあげる。
足首に繋がる縄尻を左右へ引っ張りあげると、翠星石の股関節はいとも簡単に破壊され、
両足がちぎれてジャソクになった。とうとうダルマになった翠星石。
あいかわらずですぅですぅ、翠星石はジャンクになってしまったですぅとわめきちらす。

煩いので喉を締め上げる。そうだ、せっかくだからこのジャンクドールもインテリアとして
再利用しよう。サテンのリボンで頸をキュッと締め上げ、しっかりと縛り首にしたのち
リボンの縄尻を天井から吊るして、首吊りドールにしてみた。喋らなくなると
結構可愛げあるじゃないか、こうして四肢を破壊されてジャソクにされた翠星石は
物言わぬ首吊りダルマになったとさ。
0816水先案名無い人
垢版 |
2017/02/22(水) 01:32:52.26ID:avQZjHQY0
>>802
「もうやめてですぅ!」
隙を見て逃げようとする翠星石。だが長い髪を掴まれてしまう。
「痛い!痛いですぅ!はなしやがれですぅ!」
「今離してやるぜ!」
トニーはカマで掴んでいた翠星石の髪を断髪した。
「ふぎゃ!」
髪を切った勢いで顔面から床に倒れこむ翠星石。
すかさずトニーはスレッジで腹を叩き潰す。
「っぐえ!」
腹部に物凄い激痛が走る。
「うえ!っげほげほ・・・ううう・・・」
「ぐへへへへへ・・・この快感・・・たまらねえ!レイプより気持ちいいぜ!」
トニーが気味の悪い笑い声を上げる傍らで翠星石は悶え苦しみ、痛みなのか悲しみのせいか何かで泣いていた。
「お腹が・・・痛いですぅ・・・助けて・・・ジュン・・・」
「苦しいか?だが俺には気持ちよく感じるぜ!もっともっと痛めつけてやる!っほらほら!」
スレッジで腹、胸、を何度も叩きつける。
「もう・・・やめて!ジュンになんて会えなくていいです!ですからもう痛めつけないでですぅ!」
だがトニーの攻撃は止むことはない。
「ああ?ジュン?そんなやつに会わせるなんて言って憶えはねえ!もう止めろ?クズが偉そうに吠えるんじゃねえ!!!」
トニーは翠星石の口を無理矢理こじ開けた。
「これでも銜えてろ!」
そう言ってトニーは腐った子豚の生首を取り出した。
「きゃあああ!そんなもの食えねえです!やめて!やめて!ん・・・っぐ!」
ひどく痛めつけられたにも関わらず、暴れる翠星石。だが必死の抵抗など全くの無意味である。力でトニーに適うはずがない。
その小さな口一杯に押し込まれる生首。苦しさのあまりに涙が溢れる。
0819水先案名無い人
垢版 |
2017/02/23(木) 01:11:39.07ID:wAV9NTjA0
>>816
「これでしばらく大人しくしてろ!」
そしてトニーはスタンガンを取り出した。翠星石の目の前でスイッチを入れてみせる。スタンガンからはバチバチと電流の音が聞こえる。
そしてそれを翠星石の腹に押し付けた。
翠星石の体には激痛が走る。
「ん・・・んんんんん!!!・・・っぶほ!ぎいやああああ!!!」
あまりの痛さに生首を吐き出してしまった。
「うひゃひゃひゃひゃ!!!もう最高だぜ!その顔!その苦しみ方!お前は最高の人形だぜ!」
そう言ってトニーは翠星石の服を引き裂いて裸にした。
「きゃあ!今度はなにするつもりですか!この変態野郎!」
翠星石は顔を赤面しながら必死に文句を言う。
「まだ立場がわからねえのか?なら第2ステージに行く前におしおきだ!」
トニーはまたスレッジで翠星石の腹を叩き潰す。
「うげ!」
痛みで蹲る翠星石を掴んで天井に掛かっている鎖に翠星石の両手を縛る。
「もう・・・ッグス、嫌です・・・ジュン・・・」
「おいおい、ジュンには会えなくても良いんじゃなかったのか?嘘つくんじゃねえ!」
「きゃああああ!」
再びスタンガンを浴びる翠星石。
「ほらほら!もっともっといくぜえ!!!」
トニーはスタンガンの電流を何度を浴びせてやった。
「はあはあ・・・少し疲れたな。寝るとするか」
そう言ってトニーはその場に寝転がった。
「うう・・・チャンスです・・・スィドリーム・・・夢の扉を開くです!」
翠星石は夢の扉を開き、そこからnのフィールドを通してジュンの家に帰れるかもしれないと考えたのだ。
幸い、鎖はそれほどきつく縛られておらず、簡単に解けた。
「さあ行くですよ!」
翠星石はトニーの夢の世界に入った。
0822水先案名無い人
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2017/02/24(金) 01:16:33.12ID:SFUurZRD0
>>819
そこは荒廃した町並、どす黒い川、だが空だけは晴れているという世界だった。
「思ったとおり気味の悪い世界ですぅ」
川に沿って歩いていくと、トニーらしき人物がいた。
姿は見えないが誰かと会話しているようだ。
『おうデュード、ブツの用意だけはしっかりできてるな』
これは今日の会話である。
「見つからないように進むです」
さらに川を下ると、いくつもの過去の彼と思われる人物が動いていた。
どうやら川に沿って今日の彼の行動がわかるらしい。
しばらく下っていくとジュンらしき姿が見えた。
「あれは・・・ジュン!」
ようやくジュンを見つけた翠星石。喜びのあまり走り出すが
「え?」
そこにはトニーも一緒だった。やがて会話が聞こえてきた。
『トニー、あいつをこれで殺してやってくれ。もう僕の前に二度と現れないように』
『わかってるぜ。デュードさんよ』
『あいつがいない所でその呼び方はやめてくれ』
0823水先案名無い人
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2017/02/25(土) 01:58:13.60ID:4tQFn9Fa0
>>822
『いや、闇に潜むあんた、それはまさしくデュードだ。あいつは死んだが魂はあんたの中にある』
『とにかく翠星石を殺してくれ。もう見たくもない』
『まかせとけ。木っ端微塵にしてやるよ』
会話が終わるとジュンは消え、トニーも消えた。
翠星石は涙していた。
「そんな・・・デュードがジュンで、しかも私を殺すように仕向けたなんて!そんなの絶対嘘です!」
そのまま泣き崩れてしまった。
「うう・・・ジュンの馬鹿!そんなに私のことが嫌いですか!っぐす・・・」
「いや、あいつはてめえのことを嫌ってたわけじゃねえぜ」
そこにトニーが現れた。
「トニー!う、どうやら本物のようです!」
先ほどまで見てきたトニーは夢の中の虚像である。今目の前に存在するのが夢の主、トニーだ。
「ジュンが私を嫌いじゃないとはどういうことですか!」
「自業自得ってやつだ。お前が自分をかわいがってほしいがためにあいつにした仕打ち。その時に生まれる憎しみ。その憎悪が増幅したから人の心にはデュードが宿る」
「意味がわからないです!説明しろです!」
「あいつはデュードに取り付かれて本望のまま動いてる。今あいつのところに行けば殺されるぜ!」
「だから俺はおまえを殺すんだよ!覚悟しろ!ぶち殺して中身もぶちまけてやるぜい!ぐひゃひゃひゃ!!!」
0824水先案名無い人
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2017/02/26(日) 01:08:53.06ID:/L9tsLCY0
「な、何をするですか!?こんな事やめるです!」
普段から気に障る事ばかり俺に言ってくる翠星石。
毎日の暴言に俺の堪忍袋も切れてしまった。
俺はロープを持ち出し、翠星石が寝ている間に動けなくなるなるように縛ろうとした。
だが途中で目を覚ました彼女は当たり前だが激しく抵抗する。
「何でこんな事するですか!チビ人間のくせにこんな事…」
ドゴッドゴッ ゴスゴス バキッ
その"チビ"の一言が俺を刺激し、何度か顔面を殴りつけた。
「……うっ…ぐすっ…やめて…やめてですぅ……」
何度か殴っただけで泣き出す彼女。
今から俺がしようとしている事を実行したら気でも狂ってしまうのではないか。
そう思うと思わず顔がにやけてしまう。

大人しくなった翠星石の手と足を縛り終えた俺は、
まずはとばかりに彼女の腹を殴りだす。
ドスドスドスドスドスドスドス
「うっ!げっ、げふっ…ゴホッゴホッ…う、うぐっ」
30発ほど連続で殴り続けると、彼女の口から胃液が吐き出された。
ビチャビチャッ ビチャッ
「うぐ……何で…何で翠星石のお腹を叩くですか…?どうして…?」
何故かって?それは面白いからさ
と翠星石に軽い口調で言ってあげると、
彼女の顔が恐怖から絶望の表情に変わるのが分かった。
0825水先案名無い人
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2017/02/27(月) 01:34:50.16ID:N9nTAqsR0
>>824
「う…どうしてですか…?翠星石は何も悪い事してないですぅ…」
この糞人形は今まで俺に対してしてきた悪行の数々を忘れているのか?
反省の色も無く謝りもしない翠星石を見て、より一層腹ただしくなった。
俺はふと思い出したように工具箱を探し、中からペンチを取り出す。
「そ、それで何するです…?ひっ、嫌、です…いやぁ、いやいやいやいやああああぁぁぁ!!!」
ブチッ!ゴキッ!メキメキッ!
「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
翠星石の人差し指がへしゃげた所で俺はいったん力を抜く。
悲鳴が途絶え、口をパクパクと魚のように動かし
息を吸い込もうとするその瞬間俺は 指先に力を込める。

メキッゴキッ!グチャッ!
一本一本丁寧に翠星石の指をペンチで潰していく。
右手の指は全て綺麗に潰し終わった。
続いて左手の指。
「ぎぃ………う……あ……痛い…です…もう……いやだぁ…」
苦痛と涙で顔をグシャグシャにしながら言葉にならないような声を出す。
ベキッボキッ!ゴキッ
ようやく両手の指を潰し終わった。
見るも無残な彼女の指はあちらこちらの方向へひん曲がっている。
これで如雨露はもう持てないね
そう耳元に囁くと、
「ひっく……ひっく……許さないです……絶対許さないですから………!」
何だ、まだ文句を言える元気が残っているのか。
指を全て潰されたのに懲りないやつだ。
だが彼女の苦痛の表情を見ると、これが精一杯の抵抗だというのがうかがえる。
0826水先案名無い人
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2017/02/28(火) 01:12:53.61ID:YELYugfq0
>>801
翠星石は額に痛みを感じつつめざめた。
「どういうことですか・・・」
いままで着ていた服がない。しかし蟹の格好はしていて、フックで吊るされたままだ。
「くっ、どうしてはずれないですか! 痛いです!」
チャリン チャリン チャリン チャリン
鎖の音が倉庫の中に響く。蟹の格好をとろうともがいているが、接着剤で固定されているのかはずれない。もがけばもがくほどフックが額にくいこむ。
ツカ ツカ ツカ
足音がした。人間が来たのだ。
「やっぱりおいしそうだなぁ・・・」
ゴクリ
「翠星石の服とっといておいしそうなんて変態ですぅ! この変態デブ人間!」
パスッ
人間は翠星石の右足をつかんだ。
「やめるですぅ! 離すですぅ!」
チャリン! チャリン! チャリン!
翠星石は暴れ、足を折り曲げ手で抱えようとした。何をされるのかわからない恐怖と裸にされたことへの羞恥心もあってかなり必死だ。
「勘違いしてんじゃねぇよ!」
グイッ!
右足を勢いよく引っ張られ、激痛が走る。
「フグッ! 痛いですぅ。 何するですか、バカ人間!」
ぺチョ 
人間はそれにはこたえず手にしている右足に下を当てた。
「ヒッ、何するです! はやくその汚らわしいものをどけるです!」
ツゥーーーーーーー
足首からふくらはぎ、ふとももまで一気に舌でなぞる。
「く、くすぐったいですぅ」
「あぁ、やわらかくておいしそうだ!」
人間の目があやしい輝きをはなった。
0827水先案名無い人
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2017/03/01(水) 01:25:08.01ID:EcnaeMGd0
「おーい、真紅!真紅どこいったー?」
ジュンは先ほどから姿の見当たらない真紅を探していた。
鞄の中を開けてもいない。どこへ行ったんだ?
と、そこへ翠星石がやってきた。
「なにしてるですか?」
「真紅を探してるんだ。お前見てないか?」
翠星石はリビングにいたので、一緒にいたかもしれないと思い尋ねてみた。
「真紅なんて見てないですよ。話相手が欲しいなら翠星石がなってやってもいいですよ」
「馬鹿言え、お前となんて話すことあるか。真紅の手掛かりが掴めないんじゃ用無しだ。戻っていいぞ」
その言葉にしょんぼりする翠星石。最初からジュンと一緒にいたいためにやってきたのだ。
それなのにジュンのこの態度。翠星石は逆上した。
「どうして真紅じゃなきゃダメですか!あんな子の代わりくらい翠星石にも勤まるです!」
「『あんな子』だと?お前ごときに何が分かるんだ!」
ジュンにとって真紅は真紅でしかない。その他の何物にも例えることは許されないのだ。
切れたジュンは翠星石を廊下に放り投げた。壁に思いっきりぶつけられる翠星石。
「痛々・・・なにしやがるですか!」
ドアを開けて体を半分出したところでジュンがドアを閉めた。
「っぐえ!」
体を半分挟まれてしまった。
「勝手に入るな!糞人形!」
「うう・・・痛いですぅ・・・」
「前々からお前はウザかったんだよ。勝手に契約させて勝手に住み着いてこの態度!ふざけるな!」
そう言って翠星石の顔をボコスカ蹴りまくるジュン。
「や、やめるですジュン!翠星石は・・・ジュンのことを思って・・・」
「糞人形に気遣って貰うほど愚かじゃないんだよ!」
ジュンはドアを開け、挟まっていた翠星石を掴み、窓に思いっきり投げつけた。
「きゃあ!」
0828水先案名無い人
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2017/03/03(金) 01:11:25.79ID:y9/bK8C80
>>827
さらに押入れから出してきた釘バットで翠星石を殴打する。
「この!なにが!翠星石だ!ふざけた名前しやがって!そんなクズが真紅のことを『あんな子』呼ばわりするな!」
「痛い痛い!もうやめてですぅ!お願いですぅ!」
「はあはあ・・・」
息を荒くしたジュンは翠星石の胸座を掴んで自分の顔の前にまで持ってきた。
「お前みたいなやつ捨ててやる!」
ジュンは窓を開けるとあらん限りの力を振り絞って投げ捨てた。
家の前の道路へ一直線に叩きつけられる翠星石。そこへたまたま通りかかった車がそれを踏み潰していった。
それを憤慨した表情で見つめるジュン。やがて翠星石が動かなくなったことを確認すると窓を閉めて、ベットに座り込んだ。
0830水先案名無い人
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2017/03/13(月) 05:52:27.22ID:gs5ECkyv0
もう終りか?お前の本気はそんなもんなのか?
0831水先案名無い人
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2017/03/14(火) 03:29:01.96ID:dlMOtkeN0
ヤスヒロの継続力に足元にも及ばないな…
その程度の人ですか!?
0832水先案名無い人
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2017/03/14(火) 12:35:07.12ID:NVmxKMHE0
ヤスヒロにチョコレートのお返しを貰ったですぅ\(^o^)/
0847水先案名無い人
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2017/10/31(火) 09:05:27.55ID:h9IRBBNp0
翠星石なら俺と今カボチャの仮装してるとこだよ
0849水先案名無い人
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2017/11/29(水) 00:53:10.72ID:gF+8wSRW0
>>828
と、ドア越しに声が聞こえてきた。
「ジュン、紅茶を入れて頂戴」
「・・・今すぐ入れるよ」
ジュンは薄く微笑みながらドアを開けた。
それから夜になった。
目が覚めた翠星石は瀕死の状態で必死にリビングの明かりが見える庭まで這いずってきた。
優しい家庭の明かりだ。声が聞こえる。
『あれ?翠星石がいないのー』
『翠星石?誰かしら?』
『さあ?誰のことだ?変なこと言うなよ雛苺』
『うゆ?よく考えたら雛苺も知らないのー』
その中に翠星石のいる場所はなかった。
彼女はそこに蹲り、泣いた。
0850水先案名無い人
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2017/12/01(金) 01:09:19.34ID:HhbbNY8I0
>>849
ボロボロのドレスの裾を引きずりながら、それでも翠星石は
まだ自分を受け入れてくれる一抹の希望を求めて玄関に向かう。
車に轢かれたときに左脚をほぼ完全にタイヤで踏み砕かれ、左の足首は
千切れかかってぶらぶらしている。立ち上がることすらままならない。
スカートをめくり、脚の惨状を目の当たりにした翠星石はオッドアイを
泪で一杯に満たす。「うぅ、蒼星石..助けてほしいですよ..このままでは
翠はジャンクになってしまうですよ..ううぅ」
泣きながら、玄関に這いずって来た翠星石は、ドアノブに手をかけようと
必死の抵抗を試みるが、片足だけでは立つことも出来ず、呼び鈴すら手に届かない。
這い蹲りながら両手をバタつかせてドアを叩く翠星石。
『なんかお外で音がするのー』雛が玄関の異変に気付くが、ジュンは
「今日は風が強いからな。玄関も立て付けが悪くなったんだな」
と知らぬそぶりだ。(あの性悪悪魔人形め、轢かれてもしぶとく生きてやがる)
「しょうがないな、ちょっと玄関直してくる」そう云いつつジュンは一旦2階へ上がる。
工具を取ってくるフリをして、2階の窓から翠星石の鞄を投げ捨てた。
何食わぬカオで玄関へ向かう。扉を開くと、案の定、泣きじゃくりボロボロ、
満身創痍の翠星石。
「ち、ちび人間..よくもこんな仕打ちしやがったですぅ..
お前なんかもうマスターでもミーディアムでもなんでもないですぅ!
お前こそ悪魔ですぅ!翠星石を、翠星石を、よくもこんな目に..えぐっ えぐっ」
ジュンはそ知らぬ顔で、サンダルを履いた足で、襤褸切れと化した
ヘッドドレスを被った翠星石の頭を強く踏みつけた。
「強がってんじゃねーよ!え?ウチに入れて貰いたいくせにさ!
何度も玄関叩きやがって。そんな減らず口を叩いているうちは
絶対入れてやるもんかよ!」グリグリとサンダルで翠星石の顔面を玄関の
踏み石に摺りつける。翠星石は言いようのない悲しさで胸が一杯になった。
真紅が信頼するマスター。頼りないけど、結構イイ奴だと思っていたのに。
どうして、どうして..
0852水先案名無い人
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2017/12/03(日) 00:24:09.79ID:c+1QRVgD0
>>850
「そうだ。お前なんかこうしてやるさ!」そう云うとジュンは先ほど庭に落とした
翠星石の鞄を持ってくると、鞄を力一杯、翠星石の両足に叩き付けた。
『あぐぅっつ!あぐううっつ!い、いいたいですぅ!何するですぅ!
ローゼンメイデンにとって命よりも大切な鞄を..よりにもよって
鞄で叩くなんて非道いですぅ!痛いですよぉ!』
轢かれた左脚は完全に粉々になり、残る右足も膝関節から下がほぼ壊滅した。
文字通り、両足を失った翠星石は愕然とする。
『ううぅぅ!す、す、翠星石はジャンクになってしまったでsぅ』
「ハァ?寝言云ってんじゃねーよ!お前なんてもともと、真紅や水銀燈に比べりゃ
当の昔からジャンクみたいなもんじゃねーかよ!この性悪毒舌人形!
今までお前に散々虐められた雛苺だって、お前のことをどれだけ嫌っていたか、
わからないだろう!水銀燈に襲われたとき、僕がどんな気持ちで契約してやったと思ってるんだよ!
思い上がるな!このローゼンメイデンワースト1の駄作ゴミ人形!」
凄まじい形相で怒るジュンは、ボロボロの翠星石のスカートを引きずって
路地から車道の真ん中にやってきた。中央のマンホールの蓋をこじ開けると、
その穴の中に翠星石のかつてはチャームポイントであった、今では
毛羽立ってボロボロの二股お下げ髪を投げ入れる。そして、髪だけを放り込んだ
マンホールに蓋をする。重い蓋によってお下げ髪を固定された翠星石は
じたばたもがいても逃れようがなかった。
「どうだ、さっきは運良く助かったみたいだが今度は逃げられないさ。
何度も車につぶされればいい。ここは大型トラックもバンバンくるからな。
さあ何日五体満足でいられるかな。おっと、もう脚が潰れたから五体満足じゃないんだったよなぁ!」
0853水先案名無い人
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2017/12/05(火) 00:31:12.06ID:F4gkRikc0
>>826
ペチャ ペチャ ペチャチャ
人間は無表情に一心不乱になめつづけている。
「キャッ、もうくすぐったいですぅ。やめてですぅ」
「そうか、じゃそろそろ・・・」
そういうと人間は口を翠星石の右足首、アキレス腱の辺りに持って行き、大きく口を開けた。
バキッ
「ヒギャァァァァァァァァァァァァッ!」
人間は翠星石の右足首を噛み千切った。
ボリ ボリ ボリ ボリ ボリ ボリ ボリ
あたりにはゆっくりと人間が翠星石の一部を噛み砕く音が響き渡る。
ゴクン
「プハァ、やっぱりおいしいな!」
「なんてことするです! こんなのおかしいです!」
翠星石は顔を真っ赤にして抗議している。
「え? だってもうなめられるのが嫌だったんでしょ。感謝してほしいなぁ、食してやってるんだから」
しれっとした態度で人間はこたえる。
「そういうことじゃねぇですぅ! 翠星石がいいたいことは、あぁ・・・」
サッ ボキリ!
「クキャァァァァァァァァァァァァァ! 痛いです! 痛いですぅ!」
翠星石の言葉の途中で、人間は手で翠星石の右膝より下をもぎとった。
「ここもおいしそうだなぁ」
「もうやめてです! デブ人間なんていったことは謝るです! だから・・・」
人間は手にした食材を手でもてあそびながら、興味深げにあわてふためく翠星石を見て口を開いた。
「本当にそれだけかよ。もっといろいろしてきたんだろう?」
「・・・」
ボキリ クチャクチャクチャクチャ  ペッ!
返答しない翠星石を尻目に人間は翠星石の一部だったものを口に含み吐き出した。
「ここは大してうまくねぇな」
0854水先案名無い人
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2017/12/07(木) 00:29:47.45ID:l4P1GUv60
>>853
「翠星石の足がぁーーーー!」
床に吐き出されたかつての体の一部だったものを見て翠星石は絶叫した。
「本当に活きが良いなw」
そうゆうと人間は自身のポケットに手をつっこみ何かを取り出そうとしている。
「こ、今度を何をしやがる気です!」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で精一杯の強がりを言ってみせる。
「きったねぇ顔。まぁどうでもいいけど」
そういうと人間は黄色いものがつまったチューブをとりだした。
「これって・・・」
翠星石がひきつった表情でたずねた。
「はぁーい、からしですぅよw」
人間は笑顔でそれにこたえた。
「いやです、やめてですぅ!」
チャリン チャリン チャリン チャリン
これからされることを想像し翠星石は身をくねらせ激しく抵抗した。倉庫内に鎖の音が響き渡る。
ガシッ
しかし、所詮は人形。人間の力にかなうわけもない。
「これでどれだけおいしくなるかなぁw」
人間はチューブの先端を右ひざに当てた。ちょうどさきほどひきちぎったところに。
「お願いです。これからは態度をあらためるです。だから許しやがれですぅ!」
「立場わかってねぇw」
ニュル ニュル ニュル ニュル
容赦なくチューブからからしがひねり出される。
「ヒギャァァァァァァァァァァァァァァッ! 痛いです! しみるです!」
「これじゃ、翠星石の踊り食いだなw」
ガブリ
翠星石のふとももに人間がかぶりつく。
「アァァァァァァァァァァァ! やめるです! 痛いです! デブ人間の癖に生意気ですぅ!」
0855水先案名無い人
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2017/12/09(土) 00:21:31.66ID:Xo9SWNd50
「う、どこだここは?延髄がいてえ・・・」
目が覚めたデュード。
「ん?なんでベッドの上なんだ?頭に包帯巻かれてるしわけわかんねえ。ん?手紙?」
どうやら彼はなぜ寝ていたのかわからないらしい。とりあえず隣の棚の上に置かれた手紙を開けてみる。
「ふん、なになに『お前みたいなやつはクズです!さっさと死にやがれです!虐待セットは処分してやったです!あ、可哀想だから包帯くらいは巻いてやったです! 翠星石』」
ふと考え始めるデュード。
「なにしたんだっけなあ俺・・・お、そうだ!あのクソ人形に隙をついて頭をどつかれたんだ。いてえ・・・」
とりあえず彼はベットから起き上がり、引き出しを漁る。
「あった。これこれ。主人を侮辱した罪は体で償ってもらうぜ翠星石!」
引き出しからナタとデザートイーグルを取り出すと、家を後にした。
彼は町から人里離れた所にトレーラーハウスを設置し、暮らしていた。
その為翠星石が逃げ出すのは容易ではなく、また強力な火器を使ってもバレないという都合の良い所だった。
「まいったなあ。車がイカれてやがる。歩いて探すしかねえか。だがこんなこともあろうかと翠星石には発信機を設置しておいたぜ」
小型のレーダーを取り出し翠星石の位置を確認する。
「ふむふむ。結構離れてるな。位置からしてジュンってやつの家か。よっしゃ!気合入れていくぜ!」
0856水先案名無い人
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2017/12/11(月) 00:34:50.44ID:k7xw8Qta0
>>855
「っち、いつきても人ごみは慣れねえぜ。まあいい。とりあえず隠し倉庫へ行くか」
彼は人を避けるような路地へ行った。その先には扉がある。鍵はかかっていないようだ。
「お、しばらく使ってなかったがまだ大丈夫みたいだな」
中にはカマやスレッジ、クワなどが大量に置かれていた。彼はその中のカマに手を取った。
「さあ翠星石。お前のところへ死神デュード様がお出迎えだぜ・・・」
 しばらく歩いていくうちに翠星石の反応地点まで近づいたデュード。
「ここがジュンってやつの家だな。ちょっとお邪魔するぜ」
いきなり玄関のドアを蹴り飛ばすデュード。
「おーい、翠星石!いないのか?」
返事は返ってこない。
「こうなりゃ力づくで持ち帰るしかねえか。どうせ隠れてるんだろ。どうせ怖いんだろ!」
リビングへのドアを蹴り飛ばす。誰もいない。だが彼はテーブルの上の暖かいスープを不思議に思った。
「人がいないのにこんな湯気の出たスープがあるはずねえ・・・隠れてるのはわかってんだぜ翠星石!」
再び廊下に出て叫ぶ。
「出てこねえならてめえの姉妹から殺していくぜ!」
「あなたが翠星石を苛めていた人ね」
と、後ろから声が聞こえたので振り返ると、そこには赤い服を着た人形が立っていた。
「私の姉妹をこんな目に会わせるなんて覚悟・・・」
ッグシャ!その人形の頭は砕け散った。
「ああ?ゴタゴタうるせえよ!クズが!」
そこに金髪の幼女体系の人形が歩み寄る。
「あーん、真紅〜」
ッグシャ!再びデュードのスレッジが飛び、人形の首が砕け散る。
「っひっひっひっひ!快感だぜえ!おら翠星石!お前の姉妹は二人とも粉々だ!直して欲しけりゃ出て来い!俺はマエストロ超えた神様だからよお!」
0857水先案名無い人
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2017/12/13(水) 00:35:13.77ID:MOpGy8Np0
>>856
「わ、わかったです!出てくるです!」
二階から声が聞こえた。
「手こずらせやがてクソッタレ」
二階からトコトコと降りてくる翠星石。
そこにデュードは蹴りを食らわせた。
「っきゃ!」
「さっさと降りろ!なにトロトロしてんだ!」
「出てきてやったです!さっさと二人を直すです!」
その言い草に腹を立てたデュードはさらに蹴りを入れる。
「命令口調で言うんじゃねえよゴミ!オラ!もう一回言い直せ!」
「ふ、二人を直して下さいですぅ!」
激しい蹴りに耐えながら、涙ながらに言われるままにした。
「よーし、ちゃっちゃと終わらすぜ。」
そういって彼は赤い液体の入った注射器を取り出した。その注射を自らの手に打ち込む。
「ああ〜キクぜ〜・・・っそら二匹とも生き返ったぜ!」
だが真紅と雛苺の胴体は横たわったままだ。首はない。
「どうしてですか!うう、真紅・・・雛苺・・・うえええええん!」
二人に歩み寄って泣きじゃくる翠星石
「ああ?なひいってるかわかんねえよ」
0858水先案名無い人
垢版 |
2017/12/15(金) 00:09:50.15ID:021gKI3C0
>>857
デュードは斧を取り出し翠星石の腹を切り裂いた。
「っきゃああああ!お腹が・・・痛い!」
「いひひひひゃひゃひゃ!痛いか?切り口をさらに痛めつけてやる」
そう言って胴体を蹴りまくるデュード。
「う!もう、やめるです!絶対服従しますですぅ!」
「知るかよチンカス野郎が!ひっひっひ死んじまえ!」
そして翠星石の首を斧で切断し、斧で叩き潰してしまった。
「ひゃひゃひゃひゃ!!!いい気分だぜ!二階から小便でもするか!」
ヤクでハイになっている彼の行動は常軌を脱していた。
ふらふらになりながら階段を上るデュード。と、彼は段差の一つで足を滑らせてしまった。
途端に階段を転げ落ちる。
「うお!っが!っぐえ!」
頭から落っこちてぐったりとしているデュード。
「・・・後悔はしてねえぜ・・・」

To Be Continued
0859水先案名無い人
垢版 |
2017/12/17(日) 00:14:18.28ID:bJbge8YO0
>>852
『こ、この鬼畜ちび人間!いい加減にするですぅ!
どこまで性根が腐りきっているですか!さっさと蓋を開けて髪を放すですぅ!
この髪は、この髪はお父さまのお手製の、翠星石の命ですぅ!
これ以上穢すのは許さないですぅ!』
マンホールの蓋でおさげ髪を固定された翠星石は、下半身をじたばたさせながらも
依然として憎まれ口での抵抗をやめない。とはいえ、片足を砕かれ、鞄を破壊され、
既に薔薇乙女としての自尊心は満身創痍、この台詞も自我を水際で維持する
最後の抵抗なのだろう。しかしジュンには、この期に及んでもまだ止まない
一段上から見下すような翠星石の言い回しが一層、癇に障るのだ。
「いい加減煩いのはおまえのほうなんだよ!前っから気に入らなかったんだ!
お前のその『ですぅ』と、何かにつけて鼻につく、その命令口調!
何様のつもりなんだよ!ヒトを見下すその言い方、こんどこそ封じ込めてやる!」
逆上したジュンは何度も翠星石の口元を踵で踏み付けた。それだけでは飽き足らず、
玄関から槌を持ってくると、力任せに鼻から口元を何度も打ち据えた。
『ひぐゥう!ひぐゥウ!はぐぅ!ぐふぅウ!やめ..ぐふっ!ひぐぅうう!』
「はぁはぁはぁはぁ...」翠星石の顎に罅が入りはじめたところで
ジュンは一旦腰を下ろすと、ポケットからチューブ入りの接着剤を出し、
キャップを開けて、それを翠星石の壊れかけた口元に近づけた。
『こ、この期に及んで何をするですか!こ、こんな酷い...ドールの命より大事な
顔を辱めるなんて鬼畜以下の所業ですぅ..えぐっ!えぐっ!蒼星石..お父様..
へぐっ!へぐっ!そんなものたべたくないですぅ!やめろですぅ!』
相変わらずの『ですぅ』口調に、いい加減堪忍袋の緒が切れたジュンは、
翠星石の口をペンチでこじあけると無理矢理、チューブを口の中に捩じ込み
接着剤をゆっくりと口の中へ注入していった。
『ひぃぃぃぐぐううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!うぐぐぐふぅひぐぐぐぅぅ』
ジュンは一層力を込めて、チューブの内容物を一気に全て流し込んだ。
胃、食道、そんな概念は人形にはないのだろうが、尋常ならざる異物を大量に
食べさせられた不快感は本物だ。翠星石は既に言葉にならないうめき声をあげ、
もがき苦しみのたうちまわった。
『ぐおぅんなぁ、びどいごぉとを、よぉぐもぉ、ぶおぅまえぇ、ぶゅるさないでずぅ!でずぅ!でずぅブヘッ!』
0860水先案名無い人
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2017/12/19(火) 00:21:00.30ID:/uENiB6x0
>>859
はははは!これでお得意の『ですぅ』節もロクに喋れなくなったなあ!
粘ったクチで、そのへらず口、叩けるモンなら叩いてみろよ!」
そのまま槌で打ち据えて、顎を完全に壊すことも出来れば、
猿轡で口を封じることもたやすいが、ジュンは敢えて翠星石の口を壊さず、
喋りたくても思い通りに喋れないもどかしさで責める方法を選んだ。
『びどい、びどいでずぅ!ぐぉんな、ぐぉんなごどお、なんべ、
ぶジュブ、ぶジュブ、ぼぅじで、ごぉんなごぼ、ずるでずぅ!
だずげで、だずげでぼじいべずよぅ ぞうぜいぜぎぃ・・・』
翠星石はオッドアイをナミダで一杯に満たして、マスターであったはずの
この少年の狂気の虐待を、何故、何故、なんで、の一心で疑いつつも、
現実に自分が晒されているこの仕打ちを呪い、憎み、慟哭した。
しかし、粘った口腔のために、もう翠星石は泣き叫ぶことも出来なくなっていた。
「ヘッ!こんなミドリのドレスを被ったゴミが、よく薔薇乙女なんて
ほざいていたもんだよな!何が『さっさと契約しやがれですぅ』だよ!
ニンゲンに作られた分際で、ニンゲン見下すような台詞ばかり吐きやがって!
本当は弱々しく、臆病で、人見知りのクセに、そんなテメェの内面隠すために
そんな憎まれ口かよ?おまえのその物言いが、
僕や雛苺をどれだけ傷つけたと思ってるんだ!
サ・イ・テ・ー!のローゼンメイデンだよ、お前はさ!」
0861水先案名無い人
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2017/12/20(水) 00:17:02.50ID:BL9/40ck0
サイテーでもかまわないので早くヤスヒロ来るのです
0862水先案名無い人
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2017/12/21(木) 00:09:42.34ID:wcHd1qsQ0
>>860
ジュンは再び踵で翠星石の胸を何度も踏みつけ、蹴り飛ばし、
「こんなゴミ人形に、不似合いなんだよ!」と、チャームポイントだった
ヘッドドレスを剥ぎ取って投げ捨てた。もう、髪も衣裳もズタ襤褸になり、
ジュンの容赦ない物言いにより精神面もズタズタにされつつあった。
「ジュン!何をしているの?」その声を聞いて、翠星石はやっとこの地獄から
救われる思いがした。真紅だ。異変に気付いたのか、玄関から出て来て
ジュンのもとへ向かってきた。
「何だよ、悪いけど、僕はこの糞人形に恨みがある。雛苺だってそうだ。
おまえだって、このクソミドリが雛のおやつを何度となく横取りしたの、
見ていただろ?真紅の鞄にわざと落書きして、雛のせいにしたり、
こいつはしょっちゅうだ!それでしまいには、
『おまえの陰気な性格とおばか苺のおダメぶりを直したいからですぅ』
などとほざきやがる!夢の庭師だぁ?ふざけるな!このクソミドリのゴミ人形!」
狂気の形相で翠星石を蹴り飛ばすジュンと、ぐふぅ、ふぐぐふぅ、と呻く翠星石。
それを淡々とした目つきで凝視する真紅。
しかし、意外にも真紅が翠星石へと助けの手を差し伸べる気配は全くない。
それは翠星石にとって、更なる残酷な境遇への入り口を仄めかすものだった。
0864水先案名無い人
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2017/12/23(土) 00:07:47.01ID:YjfbKBcE0
>>854
ブシャ チャリン パキ チャリン ペキ チャリン
翠星石をふとももを噛み砕く音と揺れる鎖の音が響く。
「ヒギャァァァァ! 痛いです、も、もうやめやがれですぅ!」
「からしつけすぎで辛いけど柔らかくておいしいなぁ・・・、でも少し食べずらいかな?」
そう言うと人間はどこかへ歩いていった。

「これはチャンスです! 今のうちに」
人間はいない。翠星石の額にあるフックはさっき激しく動いたせいか外れかかっている。
「こうやれば・・・痛いです!」
反動をつけてどうにか額のフックをはずそうとするがなかなか外れない。額の痛みが増していく。
「く、これでもかです!」
パキン
「フギャ!」
額の一部とともにフックが外れた。宙に浮く翠星石。
バスン
「ンガ!」
顔から地面に落ちる。ほこりが舞った。
「ゴホッ、ゲッホッホホ、やったです! これでデブ人間ともおさらばです!」
ほこりのせいで咳き込んではいたが、翠星石の顔に笑顔が戻った。しかし、右ふとももが残っているとは言え、右足はほぼないも同然だ。
カラン カラン カラン
仕方がなく鋏となっている両手で這う。
「見つけたですぅ! あそこから外に」
翠星石は扉へとむかってはいずった。しかし・・・、
ドタ ドタ ドタ ドタ ドタ
翠星石の後ろから何かが駆けてくる音がした。
「な、何ですかぁ?」
翠星石に何者かの影が重なる。急に暗くなったことを怪しんだ翠星石は後ろを振り向いた。
「あ! あれは!」
翠星石の視界には人間の飛び上がった姿がはいっていた。
0865水先案名無い人
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2017/12/25(月) 00:05:15.80ID:2N8pa6n90
>>864
ドスン
当然軽く百キロを超える巨体は翠星石の体へと落ちた。
ミシ パキ ペキャ コロン
翠星石の体がさまざまな音を奏でる。
「フギャッ! 痛いですぅ、重いですぅ・・・」
ようやく自由になれると思っていた翠星石は涙声になっていた。
「残念でしたw あっ、そうそういいもの持ってきたんだよ」
人間は手にしていたものを翠星石の顔の前にもってきた。
「まさか、これで・・・」
「うん、踊り食いもいいけど食べずらいから、これでこまかくしようと思ってね」
「いやぁぁぁぁですぅぅぅぅ! やめてですぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
「ホントに活きがいいね! 翠星石ちゃんは♪」
人間は嬉々とした感じで手に持ったものを翠星石の右足付け根に当てる。ふとももを取るためだ。
チクリ
「ヒッ!」
物体が当てられた感触に翠星石はそれだけで声をあげた。
「ヒヒヒ、糸ノコなんて久しぶりだからうまく切り取れるかな」
「お願いですぅ、やめて欲しいですぅ」
「ふぅーん」
ギリ
「ヒギャ!」
人間は翠星石のそんな言葉を意に介さずに手を動かした。
ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ
「ヒギャ、痛いです! やめやがれですぅ! このデブ人間! 言うこと聞きやがれです!」
「そんなこと言っていいの?」
ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ギリ ポキーーーーーーーーーーーーン
「ヒギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
「お、うまくとれたな」
そういうと人間は右ふとももを手に取った。
0866水先案名無い人
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2017/12/27(水) 00:22:15.26ID:T+bdEkaV0
デュードは目を覚ますとベッドの上にいた。
「ってえ・・・脳ミソがイカレちまったみたいだぜ」
頭を抱えながら、ふと辺りを見回すと、その醜態に驚いた。
「どうなってんだよこりゃ」
家の中は凄い荒れようだった。
「ああ!俺のパソコン!」
こんなことをするのはやつに違いない。そう決め付けた彼はさっそくベッドから起き上がる。
そして引き出しからナタを取り出した。
「今殺してやるぜ翠星石!」
トレーラーハウスのドアを蹴り飛ばすと、目の前にある翠星石の小屋に向かって怒鳴った。
「おい翠星石!さっさと出てきやがれ!あれ?こりゃ前にもあった展開だな」
そう思いつつ、辺りを見回すと、翠星石らしき姿が目に止まった。
「お!見つけたぜ!ここでキャットニップだ!」
*キャットニップとは:猫用のエサだが人間が使用することで時間の流れがスローに見える。幻覚作用?
「へっへっへ!トロすぎるぜ翠星石!」
あっという間に翠星石のところまで行き、腕を掴んだ!
「っきゃ!デュード!なぜこんな早く!」
「俺は神だからだよ!それよりも部屋めちゃくちゃにしやがって!タダじゃおかねえぞ!」
その言葉に身震いする翠星石。
「おら!さっさとついて来い!」
デュードに抵抗できぬまま強引に引っ張られる。
「嫌です!あそこには戻りたくないです!」
喚く翠星石を見てデュードは顔色を変えた。
「っぐえ!」
翠星石の顔面にパンチが飛ぶ。
「黙ってろ!とにかく部屋片付けたら自由にしてやるよ」
「そんなの嘘です!絶対騙すに決まってるです!」
今まで何度も騙されてきた彼女だ。今回も、というわけにはいかない。
「本当だって。俺も疲れたからなあ。ここで言うこと聞いて愛しいジュンのところへ帰るか、俺の愛を永遠に受けるかどっちがいい?」
「わかりましたです!片付けてこんなところおさらばするです!」
デュードの言う愛などただ甚振るだけだ。とにかくここから逃げられる希望を信じよう。翠星石はそう考えた。
0868水先案名無い人
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2017/12/29(金) 00:17:30.07ID:anbgfDnx0
>>866
「ほら、まずは冷蔵庫を起こせ!自分でやったんだから自分で始末くらいしろよな!」
デュードはベッドの上でくつろぎながら指示した。
「う・・・こんな大きいの無理です・・・・」
翠星石の目の前にあるのは2メートルほどの冷蔵庫。人間でも簡単に持ち運びができないものだ。人形に動かせるはずがない。
それを見てデュードは皮肉るように言った。
「おいおい翠星石。倒したのはお前だぜ?なら逆転の発想で起こすのも簡単なはずだ」
「無理です!こんなものどうやって動かせってんですか!」
「・・・やれねえのか?」
サングラスの奥に光る冷たい目が翠星石を睨みつける。
「やるです・・・」
翠星石はしぶしぶ同意した。そして冷蔵庫に手を掛けあらん限りの力を振り絞った。
だが冷蔵庫はびくともしない。
「はあはあ、ダメです・・・」
そこへデュードの蹴りが飛ぶ。
「っきゃ!」
「できねえなら倒すんじゃねえよ!このクズが!」
そう言いながらデュードは冷蔵庫を起こした。
そして蹴られて倒れている翠星石の方へ倒した。
起き上がろうとする翠星石の背後には巨大な冷蔵庫の姿があった。ッドスンという音を立てて翠星石を潰す。
「っひぎゃ!」
「おうおう、まだ生きてるな。さすが人形だぜっへっへっへ」
痙攣する翠星石を見て不気味な笑い声を上げるデュード。
「あ、足の感覚が・・・」
翠星石の足は冷蔵庫の重さで潰れてしまっていた。
0869水先案名無い人
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2017/12/31(日) 00:07:47.11ID:Wu+jCC9u0
>>868
そんなことはお構いなしにデュードは次の指示を与える。
「おい、次は台所だ!さっさと動け!」
「足が・・・足が痛くて動けないですぅ!」
「なにぃ?痛いなら取り除けば良いことだろうが!」
デュードはハンマーで翠星石の両足を叩き潰した。
「いやあああ!足が!うううぅぅぅ・・・」
とうとう翠星石は泣き出してしまった。
「結局俺が片付けるんじゃねえか。まあいい。生ゴミ捨てるの面倒だからお前処理しろ」
そういって生ゴミの詰まったゴミ袋を翠星石の前に突き出した。
「これを・・・どうするんですか・・・」
「食うんだよ馬鹿!そんなくせえもんここにおいて置けるか!」
中身はデュード自身のゲロだらけである。
アルコールや薬物の取りすぎでたびたび体を壊していたデュードはよく生ゴミ用のゴミ袋で用をたしていた。
「うええ・・・臭い・・・」
あまりの汚さと臭さに目を逸らしてしまう翠星石。
だがデュードはそれすら許さない。
「っぎゃ!」
翠星石の顔を袋に足で押さえつけた。
「う!気持ち悪い!やめて!うげえええええ!」
自らもゲロを吐いてしまう翠星石だった。
デュードは髪の毛を掴んで顔を上げさせた。
涙と口から垂れるゲロがなんとも汚らしい翠星石。
「なんだよこりゃあ・・・薔薇乙女の風格なんてあったもんじゃねえぜ。ヒッヒッヒッヒッヒ!」
0871水先案名無い人
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2017/12/31(日) 23:06:48.86ID:sg7Xuq7v0
翠星石と一緒に年越しそばを食べたい\(^o^)/
0874水先案名無い人
垢版 |
2018/01/02(火) 00:13:51.64ID:/kp6aSiS0
>>869
「次は机だ!壊れたパソコンも直せよ!」
「もう嫌です・・・さっさとジュンの所へ返せです・・・」
気力なく反抗する翠星石。先ほどのゲロがよほど堪えたらしい。
「とにかくさっさと動け!」
「はい・・・ですぅ」
動かなくなった足の変わりに手を使って地べたを這いずるように動く翠星石。
そこでまたデュードの蹴りを喰らい、吹っ飛ぶ翠星石。
「きたねえな!そんなゲロのついた服を床に擦り付けるんじゃねえよ!新品のカーペットが汚れるだろうが!」
そう言ってデュードは翠星石の上着をすべて破り捨てた。
「きゃあ!なにをするんですか!」
「こういう時だけ威勢が良いんだな。ゲロより上着を剥がれる方が堪えるのか?なら下着も剥ぎ取ってやるぜ!」
「きゃあああ!やめるですぅ!」
デュードは翠星石の抵抗などに動じず下着を破き、彼女を裸にしてしまった。
「うう・・・酷いですぅ・・・大切な翠星石の服を・・・う、えっぐ・・・私も乙女だというのに・・・」
「知るかよクズ!さっさと机の上掃除しろ!」
雑巾を翠星石の顔に向かって投げつけた。
机を拭きながらペン立てを整理する翠星石。
0875水先案名無い人
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2018/01/04(木) 00:16:01.28ID:ve8lVggq0
>>874
だがその時彼女の怒りが炸裂した。
「この最低人間!死にやがれです!消えちまえです!」
机の上に散らばる文房具をがむしゃらに投げつける翠星石。
「うお!おい!やめろ!」
鋏やカッターなどの刃物も飛んでくる。
「おい!やめろっつってんだろうが!」
切れたデュードは手持ちのデザートイーグルを天井に向けて発砲した。
はっ、と我に返る翠星石。
「あ、い、今のはわざとじゃないです!つい魔がさして・・・だ、だから許してくださいですぅ!」
「キレちまったよぉ。たたじゃすまさねえぜ翠星石!」
即座に立ち上がったデュードは手元に転がった鋏を手に取った。
「これでも喰らいやがれ!」
その鋏を翠星石の右目に突き刺した。
「きゃああああああああああ!目がああああああ!痛い痛い痛い痛い!助けてえええ!」
あまりの痛さに絶叫する翠星石。
「もう片方もだ!」
今度は左目に刃をすべて出し切ったカッターをズブズブと突き刺していく。
「あああああああああ!!!!やめて!ですうぅぅくdjfkldjふぇいあfだkふぁ!!」
両目を潰されて混乱する翠星石。
「痛いですぅ!!!目が見えないですぅ!!!真っ暗ですぅ!!!」
「まだ終わらねえよ!」
0876水先案名無い人
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2018/01/06(土) 00:21:50.29ID:BO8Ep2Uh0
>>875
デュードはナタで胴体を切断した。
「ううう・・・痛いですぅ!もうこうなったらさっさと楽にしやがれですぅ!」
「ほう、そう来たか。だがその前に俺に仕返しくらいはしたいだろう?このナイフを受け取れ」
そう言って目の見えない翠星石の右手にナイフを渡す。
「最後なんだから思いっきり力を込めて刺してくれて結構だぜ」
「言われなくてもやってやるです!死んじまえです!」
ザクリと何かに刺さる音が聞こえた。
「す、翠星石・・・ありがとう・・・これで僕も安らかに眠れるよ」
「え?その声は、そ、そ、そ、そ、蒼星石!?」
「ああ、そうそう。お前の隣には哀れな妹の体置いといたから。おまえにトドメ刺されるなんてこいつにとっても本望じゃねえか」
自らの手で妹を殺めてしまった翠星石。
「蒼星石・・・いやああああああああああああ!!!」
喚く翠星石に蹴りが飛ぶ。
「うるせえっつってんだろうが!」
そしてハンマーを取り出すデュード。
「じゃ、これで最後の願いは聞いた。あばよ翠星石!」
巨大なスレッジハンマーが翠星石の頭めがけて振り下ろされる。
ッグチャっという音を立てて翠星石の頭は砕け散った。
体は無残にもピクピクと痙攣している。
「よし、今日のお掃除完了。寝るとするか」
尚、彼がどうやって蒼星石を手に入れたかについてはわからない。
それこそ死神デュードのなせる神業ならぬ死神技だろう。

To Be Continued
0878水先案名無い人
垢版 |
2018/01/06(土) 01:58:25.12ID:8icjJT0/0
27 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 4b4f-A6Yb)[] 投稿日:2018/01/06(土) 01:54:37.80 ID:7ezKhbPh0
ヤスヒロの翠星石愛も所詮はその程度だったのか

ヤスヒロ!嫌儲の翠星石スレでこんなこと言われてて恥ずかしくねーのですか!?
0879水先案名無い人
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2018/01/08(月) 01:15:01.82ID:7ukiB6bq0
「待って、蒼星石!なぜ翠星石を見捨てるですかぁ!」
翠星石を払いのけるようにして遠のいていく蒼星石。
「君みたいな出来の悪い姉とはもう関わりたくないんだ。グズで泣き虫で人見知りで。本当にジャンクだよ」
「な・・・いくら蒼星石でも言いすぎです!」
「僕は知ったんだ。君みたいな子と姉妹であるという汚らわしい事実を。あの人は僕を救ってくれた」
「それは騙されているだけです!だから・・・見捨てないで蒼星石!」
とうとう翠星石は泣き出してしまった。
「相変わらずだなあ翠星石!残念だがお前の妹は俺の手駒となったぜ」
翠星石の前に現れたのはサングラスをつけた男。そう、死神ことデュードである。
「デュード!妹まで利用して・・・本当に酷いやつです!」
それを聞いた蒼星石は鋏で翠星石を跳ね飛ばした。
「きゃあ!何をするんですか蒼星石!」
「デュードさんの悪口は許さないよ!彼は僕の心の柵を取り払ってくれた。そして今は君を傷つけるのがとても気持ち良い」
「いい子だぜぇ、蒼星石。そのままアリスゲームを開始だ!バラバラにしてやりな!」
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