【GOETHE WEB(幻冬舎)】

最新絵本『ほんやのポンチョ』も絶好調! "革命児"西野亮廣が描く未来とは?<前編>
2018.12.24
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12月5日、西野氏は幻冬舎の会議室に籠っていた。
『ほんやのポンチョ』に、先行予約の特典である直筆サインを行うためだ。
4000冊以上の絵本に囲まれ、ひたすらペンを走らせる西野氏に、
本作誕生秘話と、独自のビジネス哲学について語ってもらった。

「僕は、『ディズニーを超えよう』と思っているんです。
どうやったら、超えられるのかを考えた時に、
『夢の世界をつくるんじゃなくて、現実の中にファンタジーを
落とし込んでしまえばおもしろいんじゃないか』と。
ファンタジーと現実の境界線を曖昧にするとでもいうんですかね」

「ディズニーの良いところでもあり、悪いところでもあるんですが、
夢の国って、ディズニーランドに行くとか、ディズニー映画を観るとか、
“アクセスしないといけない”場所なんですよね。
だから、ディズニーに触れていない日って、結構あると思います」

「でも、キャラクターや絵本の世界を日常生活にからめてしまえば、
いつでも触れることができる。たとえば、絵本の中のサービスを
現実につくってしまうとか、現実にあるサービスを絵本に描いてしまうとか。
そうやって、ファンタジーと現実の境界線を曖昧にして、
いつでも僕の作品に触れざるを得ない状況をつくってしまえば
いいんじゃないかと」