一方、若手でもダウンタウン級の取り分が保障されているというのが、『ANZEN漫才』が所属する浅井企画だ。

「業界の相場は本人6割、事務所4割ですが、浅井企画は若手でも8割貰えるといいます。大ブレイクしたみやぞんは『すでに1億円プレイヤーなのでは?』と、業界で、もっぱらの噂になっていますよ」(制作会社ディレクター)

このディレクターは、「売れっ子になれば、自ら取り分を調整することも可能だ」という。人力舎とホリプロコムのケースを紹介しよう。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181207-00010004-friday-ent
「人力舎も基本は6:4なのですが、数年前に『おぎやはぎ』が、『実質、事務所は何もしてないよね』と訴えたところ、名指しでオファーが来る『おぎやはぎ』と『アンタッチャブル』山崎弘也、『アンジャッシュ』は取り分が8割になったとか(笑)。
同じく、黙っていても仕事が入ってくる『バナナマン』は所属先のホリプロコムに独立したいと申し出たそうですが、『事務所に箔(はく)をつけたいから、籍だけでも置いてくれ』と懇願され、9:1という好条件で残ったそうです」