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スタートからに2ヶ月弱、『レターポット』のユーザー数が5万人を突破しました。
いつもなら、ここで「いけいけドンドン」なのですが…

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【レターポット】ユーザー数5万人突破!
2018-02-24 05:18:28

レターポットのサービス開始から、今日で2ヶ月弱。
ありがたいことに、ユーザー数が5万人を突破しました。

当初、「ユーザーが1万人ぐらいいれば、ぎりぎりサービスは回していけるかも」と、
当面の目標を1万人に設定していたのですが、サービス開始すぐにその目標は達成され、
調子にのって「春までに10万人だー!」とか言い出してみたのですが、ここにきて、
“計画性の無いユーザー獲得”に走るのは辞めようと考えをあらためています。

これは、先日の『ハミダシター』の収録で、レターポットのことをベタ誉めしてくださった「けんすうサン」からいただいた
「レターポットを流行らせるには、向こう3年はテコ入れしない方がいいと思います」というアドバイスが大きいです。

今現在レターポットを使っているユーザーはすでにレターポットの価値を理解していると思うのですが、
これからユーザーになる方の中で「とりあえず始めてみよう」という人は極々一部で、ほとんどの人は、
「頭で理解できないことは、やらない」とブレーキを踏んでしまいます。

レターポットを頭で理解しようと思ったら、
『紙幣の成り立ち』の歴史を知っておかなければならないし、
『評価経済』を知っておかなければならないし、『ペイフォワード』を知っておかなければなりません。

頭で理解するには越えなければいけないハードルが、あまりにも多すぎるのです。
『紙幣の成り立ち』はさておき、『評価経済』や『ペイフォワード』の概念および、「与える人が得をする」という感覚は、
あと2〜3年もすれば世間に定着すると思いますが、とはいえ、あと2〜3年です。

しかし、その人達を取り込まないと「流行る」なんて、ありえないわけで、ヘビーユーザーや運営が、
その人達を待たずにサービスの内容を先に進めてしまうと、一生追いついてもらえません。

今、僕たち(ユーザーや運営)がやらなければならないことは、キチンと立ち止まって、
今いる5万人に目を向けて、5万人の不満を解消することと、
ゆるい世界観を丁寧に作ることだと判断しました。

「音声でレターが贈れたら面白い」と思ったのですが、どっこいそれは進化を急ぎすぎていて、一旦とりやめ。

一昨日、あらたに追加したのは、未読レターが4件以上貯まった時だけ画面に現れる『未読レターをスクロールで読む』という新機能。

レターポットは、メールやLINEといった通信ツールではなくて『贈り物』なので、
未読レターが4件以上貯まるなんてことは、あまりないと思うのですが、
たとえば有事の際(何かの被害者になってしまった場合など)には、まとめて応援レターが届く可能性があって、
その時、その人が真っ先に向きあわなければならないのはレターポットではないので、
レターポットが“その時”の“その人”の時間を奪うようなことをしてはいけないと判断し、
“贈られた手紙が開封した状態でまとめて読める”、このような機能を追加しました。

自分のペースで走ったり、ユーザー獲得の為の派手なアクションを起こすのではなく、
こういった感じで、今のユーザーと本気で向き合っていこうと思います。

引き続き、宜しくお願い致します。