集合住宅が建ち、新しい様式の建物増えてまいりましたので
主人と相談して、我が家も少しリフォームする事にしました。
工事自体は、ほんと、まるで一瞬で終わって
職人さんの仕事の速さに感心しつつ家の中を見て回ってると、
主人の書斎に、つくりつけの立派な本棚がつけられてました。
立派な本棚と思ったのと同時に、違和感を感じました。
書斎は、こんなに狭くはなかったのでは・・・・?と。
そして、本棚には、見慣れない本がありました。
好奇心からその本に手を伸ばすと、
なんと、本棚は隠し扉で、その奥には隠し部屋があったのです。
窓も無い、暗い隠し部屋には、地下へと通じる螺旋階段が・・・・・
何も見なかったことにして、すぐに隠し部屋から出れば、私の生活は変わることはなかったでしょう。
でも・・・・私は、隠し部屋の螺旋階段を・・・・・・・降りてしまったのです。

その先には!嗚呼!!

 一面のナス畑がっ!!

そして、オーバーオールに麦藁帽といういでたちでナスに話しかけてる主人が!!


あの時、不思議な本に手を伸ばさなければ、
階段を降りなければ・・・・・・・・・。
今では、私もすっかり変わってしまいました。
そして、今日も、地下でナスに話しかけるのです・・・・・・・・・。