青葉は死刑の代わりにスクウェア・エニックスで働くことになった。

週7日14時間のシフトで働くのだ。

FF14の開発に関わる聖竜フレースヴェルグの部署に配属されたが…

「何べん言わせりゃ気が済むんだ!このゴミが!」
「ごがっ!」

聖竜フレースヴェルグに殴られ壁に叩きつけられる青葉。

このフレースヴェルグの元で働かされる部下たちは、不平も不満も一切もらさない。それもそのはずだ。
そんな態度をとれば容赦なく振るわれる暴力がただエスカレートし、
最終的には嬲り殺しにされると知っているからだ。

青葉もそれを知っているからこそ、極力何も言わないよう勤めていた。
もっともそれ以前に、いい物を食べて筋肉がっちりとした大柄な聖竜に対して、
過酷な重労働と粗末な食事で痩せ細った青葉では抵抗しても結果は見えている。

「仕事を台無しにした罰だ(カチャカチャジーッ)おら…しゃぶれよ」
青葉は日本の不条理さと自身の惨めさに涙を流すのであった…