――今年の年末以降、“ファンフェスティバル”で大きな発表があると思いますが、その前段階として、パッチ4.Xの今後についてどう広がっていくかをお話できる範囲でお願いします。

吉田:パッチ4.4があるのは確定ですが、その先のパッチ4.5があるのかどうかはわかりませんよ……? 「これから1年お休みに入ります!」と、突然言い出すかもしれませんし(笑)。

 どこかでお話したかもしれませんが、『紅蓮編』で『FFXIV』としてのピークは過ぎるかなと考えていました。それは市場の厳しさというのもそうですし、『FF』というフランチャイズが抱える、ある意味現時点での限界かもしれないと。

 ですが、パッチ4.0のリリースは、そんなハードルを軽々と超えていってくれました。
そうなのであれば、もっと行き着くところまで行きたい……日本発グローバルサービスのオンラインゲームとして、もしかしたら2度と追いつくタイトルがない、というところまで走りきれるなら、「今がチャンスかも?」という気持ちが大きいです。

 『旧FFXIV』の名残も消化し終えたので、これからは僕たちが作りたいものと遊びたいものを、もっと自由に作ろうという舵取りをしていこうと思っています。その片鱗がパッチ4.3のラストからちょっとずつ見えていくので、今後の流れはあまり予想つかないかと。


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