2/12(水) 14:31配信

中国新聞デジタル

 パン製造販売のアンデルセングループの持ち株会社アンデルセン・パン生活文化研究所(広島市中区)相談役、
高木彬子(たかき・あきこ)さんが6日、老衰のため広島県内の自宅で死去した。99歳。
中国・大連生まれ。12日、同社が発表した。葬儀は近親者で行った。同社は後日、お別れの会を開く予定。

 被爆から間もない1948年、夫の故高木俊介さんと「タカキのパン」を現在の広島市南区で創業した。 
51年に株式会社化し、62年にタカキベーカリーに社名を変更。
67年、市中心部の本通り商店街の被爆建物を購入し、広島アンデルセンをオープンした。

 持ち株会社化した2003年から現職。09~13年、広島商工会議所女性会の会長を務めた。
パンの食文化をけん引したとして、13年に中国文化賞を受賞した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf1ecad9fa8d760e43db8d94bcb889914ed6dec6