お尻がはみ出して計れません ホッキョクグマの豪太に大型体重計購入へ 秋田・男鹿水族館 | 河北新報
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2022年8月5日 16:00

 国内最大級の雄のホッキョクグマ、豪太(18)を飼育する男鹿水族館GAO(男鹿市)は、成長に伴い体重計のサイズが合わなくなったことから、より大きな体重計を導入する。体重は、体調の変化や病気の早期発見につながる重要な情報とされ、飼育担当者は「より良い飼育環境を整えたい」と意気込む。

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体重計を設置する床の白い枠からお尻がはみ出す豪太(男鹿水族館提供)

同館で飼育しているホッキョクグマは豪太とユキ(22)、2頭の間に生まれた雄のフブキ(1)の3頭。中でも豪太は推定体重約350キロで、国内の動物園や水族館の中でも体が大きいことで有名だ。

 現在使用している体重計の大きさは縦1.1メートル、横1.3メートルで、体重測定の際に寝床の一角に設置する。飼育員が近づいて誘導することはできないため、小窓の向こう側から声掛けして体重計の上に乗せる必要がある。

 豪太は体重計の位置で待つことができるものの、座った時に体の一部がはみ出してしまう。230キロになったフブキも成長に伴い、使用できなくなることが想定される。

 ホッキョクグマは年間を通じて体重の変動が激しいのが特徴。雄は繁殖期に、雌は出産前に絶食して体重が減る傾向がある。年間を通じた変動を把握することで、適切な餌の量や治療時の投薬量を判断できる。

 同館は、7月13日からクラウドファンディング(CF)で必要経費を募り、同18日に目標金額の200万円に達した。新たな体重計の大きさなどは今後検討し、11月26日の豪太の誕生日にプレゼントする。

(略)

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