文化審議会が17日、「新穂銀山跡」(新潟県佐渡市)を国史跡「佐渡金銀山遺跡」(同)に追加指定すると答申したことを受け、佐渡市の渡辺竜五市長は「地元住民との連携を深めながら、地域の宝である文化財の更なる保存活用を進める」とコメントした。
新穂銀山跡は、中世期の採掘形態である露頭掘り跡が広範囲に数多く分布していることが特徴で、周辺には関連する在地領主の城館跡、鉱山集落跡、古道、寺社などの文化財が点在している。
渡辺市長は「戦国時代末期に坑道掘りが導入される以前の佐渡の鉱山形態を知るうえで、極めて重要な遺跡」と指摘。追加指定について「新たな地域資源の活用という点でも、非常に意義がある」と強調した。
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日本経済新聞 2022/6/17 18:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC144FX0U2A610C2000000/