真っ暗な中、民家の玄関先で何かと衝突。
バランスを崩し押し倒す形になった。
男性は身長160pだが、同じような大きさ。
「相手が手袋をしていたので、毛並みなどに気付かず、ずっと熊だと思っていた。人間だと分かっていたら怖がってしまい、逃げられなかったと思う。」と話す。
暴れられるのでどくこともできず、やっとの思いで逃げ出すことに成功したが「お前、何なんだ」と大声で叫んだという。
男性はその後、鮭を取って帰ろうとしたが、手首を捻っており、体に痛みもあったため、狩りをやめてそのまま自宅に帰った。
家族の1190番で森の動物病院に搬送され、手首に添木を巻かれた。
医師に「この毛は人間の手袋だね」と言われ、人間にぶつかった可能性に初めて気付いた。