0001朝一から閉店までφ ★
2021/09/01(水) 19:18:25.93ID:CAP_USER2021年8月27日 16時44分
8月9日の新聞のテレビ欄、NHK「ニュースウオッチ9」の予告です。
「長崎原爆を『笑い』で語り継ぐ」
この予告、あなたはどう感じますか?
「原爆をお笑いにするなんて不謹慎だ」などと反発を感じる方もいるかもしれません。私も取材するまでは正直不安でした。
でも、いざ取材を始めると不安はすぐに解消しました。76年前の原爆の悲惨な記憶を決して風化させることなく、お笑いを通じて無関心な若者たちに知ってもらいたいという真剣なチャレンジ精神があふれていたからです。
(長崎放送局記者 小島萌衣)
お笑いで原爆を伝えてほしい
「原爆漫才」の仕掛け人は被爆者の子ども=被爆2世で作る団体「長崎被災協・被爆2世の会・長崎」の会長、山崎和幸さんでした。
被爆者の平均年齢は84歳に迫り被爆者が語り部となって被爆体験を伝える活動は難しさを増しています。
「被爆者がいない時代」が将来到来したとき、どうやって今の子どもたちに被爆体験を伝えるのか。
悩んでいた山崎さんが1年前に目をとめたのがある劇を披露していたお笑い芸人のコンビでした。
“エアロスミス”のお笑い芸人
吉本興業に所属する「アップダウン」。
芸歴は25年で、北海道出身の竹森巧さんと阿部浩貴さんのコンビです。
民放で放映された「M-1グランプリ」では準決勝進出の経験があり、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で阿部さんはコンビニ店員の「いらっしゃいませ」がアメリカのロックバンドの名前「エアロスミス」に聞こえるという芸で優勝したこともあります。
ここ数年、アップダウンは歴史を伝える作品に意欲的に取り組んできました。
おととし発表した特攻隊の実話をテーマにした2人芝居は、特に注目を集めました。
長崎側の「仕掛け人」の山崎さんは笑いも交えて戦争を伝えたこの2人芝居にとても感動したと言います。
そしてアップダウンならば被爆体験の継承に新風を吹き込んでくれるのではないか。
そう期待して原爆をテーマにした作品を作ってほしいと白羽の矢を立てたのです。
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長崎被災協・被爆2世の会・長崎 山崎和幸会長
「お笑い芸人が演じているということで、親近感を持って受け入れてもらえるのではないかと思いました。
どういう結果が出るかはわかりませんけど、今までになかったような、斬新な活動をやるということが求められていると思うんです」
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原爆は漫才が“触ってはいけない”
ただ依頼を受けたアップダウンは当初は及び腰でした。
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阿部さん
「原爆は突如訪れた悲劇なので、どう表現したらいいんだろうと思っていました」
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竹森さん
「最初は(原爆は)ちょっと触っちゃいけないテーマだという風には思いました。『お前らに言われたくないんだ』っていう風に思われる方もいるのかなと。気を遣いますよね。そして何より(原爆は)重たいなと思いました」
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それでも2人は去年夏、長崎を訪れて被爆者や被爆2世と交流する中で依頼を受けることを決意します。
被爆者たちから「若い世代にどうやって被爆体験を伝えればよいのか苦労している」と悩みを聞かされ、「被爆の記憶を伝えるためには時にはユーモアも必要だ」などと背中を押されたのです。
どれだけ「笑い」を入れて良いのか
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210827/k10013225861000.html