当館では1990年よりオウサマペンギンの飼育しており、繁殖にも成功。今回8月1日に孵化した雛は昨年に続いての繁殖成功で、当館では11羽目の誕生となります。

現在雛は、親ペンギンのお腹の下で暖められており、元気いっぱい鳴いている姿も確認できています。しばらくは親ペンギンのお腹の下に居るため、見え辛い状況ではありますが、時より親ペンギンから餌をもらう時などに姿を見せることがあります。

雛特有の綿羽(めんう)に包まれた姿は、まるでキューイフルーツのようで、大変人気があります。

《 オウサマペンギンについて 》

英名 King Penguin   学名Aptenodytes patagonicus

コウテイペンギンに次ぎ2番目に大きい種類です。南極大陸周辺の島々に生息し、産卵巣を作らず足の上に卵1個を乗せ、そこに抱卵嚢(ほうらんのう)をかぶせて温めます。ペアで交代しながら温めた卵は約54日で孵化します。

※今回、個体番号No.10(メス)とNo.K5(オス)との間でヒナが誕生しました。産卵日は6月6日。

下田海中水族館ホームページ
https://shimoda-aquarium.com/hina-was-born/


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現在は体長20センチ、体重は400グラムほど。

共同通信社
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9837376b3c3f474c7245b3a25fcd063dfaf777c