2018/10/ 1 20:23

京都大学特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏(76)が、2018年のノーベル医学生理学賞を受賞することが決まった。

ツイッターには祝福の声が相次ぐなか、「本庶」の姓が珍しい、と気になる人もいるようだ。全国電話帳データなどを独自にまとめている「苗字由来net」によると、「全国人数 およそ30人」の珍しい姓だという。



「かなりの希少姓っぽい気がする」

スウェーデンのカロリンスカ研究所は2018年10月1日、ノーベル医学生理学賞を本庶特別教授とジェームズ・アリソン博士(米テキサス州立大)の2人に贈ると発表した。免疫チェックポイント分子「PD-1」を発見したことが評価された。

日本時間で1日夕にこのニュースが流れると、ツイッターには「おめでとうございます」と祝福の声が相次いだ。その中に一部、

「『本庶』の姓は珍しいな」
 「かなりの希少姓っぽい気がする」

と、姓が気になる人のつぶやきも。「本庶 佑」さんなのか、「本 庶佑」なのか、と悩む人もいた。

 「苗字由来net」サイトによると、「本庶」姓の「全国人数」は「およそ30人」と珍しく、愛知県岡崎市や富山県富山市で比較的多くみられるとしている。「本庶さん有名人一覧」をみると、世界的な研究者として「本庶佑」氏一人の名前が挙がっていた。

参考にアマゾンの書籍検索で「本庶」を入力すると、講談社ブルーバックス『ゲノムが語る生命像』など、本庶佑氏の著書が何冊か表示された。他に1960年代に出た、耳鼻咽喉科関係書物に「本庶」姓の著者が確認できた。

ノーベル賞の授賞式は12月、ストックホルムで行われる。
https://www.j-cast.com/2018/10/01340087.html