戊辰戦争150周年記念式典で話す女優の綾瀬はるかさん=22日午後、福島県会津若松市
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 会津藩など旧幕府軍と明治新政府軍が戦った戊辰戦争から150周年を記念する式典が22日、福島県会津若松市で開かれた。会津藩主だった松平容保のひ孫松平保久さんは「苦渋の歴史ではあったが、(会津に)強い誇りを持って未来につなげていただきたい」などと語った。

 式典に先立ち、会津のために戦った当時の人々をしのび、全員で黙とうした。室井照平市長は「逆境においても義を貫き、会津人としての矜持(きょうじ)を持ち続けた。発展に尽くされてきた先人に敬意を表したい」とあいさつした。

 同市が舞台となったNHK大河ドラマ「八重の桜」で主演を務めた女優の綾瀬はるかさんも出席。綾瀬さんは終了後、記者団に「戦争は繰り返してはいけないし、どれだけ犠牲が大きいかということを伝えていくことは大事」と話した。

時事通信 2018/09/22/19:25
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