07月16日 12時52分
今回の豪雨で大きな被害を受けた岡山県倉敷市真備町では家の後片づけなどに追われる家庭の負担を少しでも軽くしようと幼い子どもたちを、
ボランティアで一時的に預かるサービスが行われ、連休最終日の16日も多くの子どもたちが元気よく遊んでいます。

土砂崩れや浸水の被害が出た倉敷市真備町では、連休最終日の16日も、多くの人が住宅の片づけなどに追われています。

そうした中、避難所のとなりにある「岡田幼稚園」ではボランティアの人たちが幼い子どもを一時的に預かるサービスを今月12日から行っています。

16日も朝から避難所で生活する人たちが子どもを預け、子どもたちは絵を描いたり、ブロックのおもちゃを組み立てたりして楽しそうに過ごしていました。

6歳の男の子は「きのうもここに来て遊びました。きょうは風船で遊ぶのが楽しみです」と話していました。

子どもを預けた30代の父親は「復旧作業を休みなく続けているので、安心して涼しい場所に子どもを預けられるのは本当にありがたいです」と話していました。

真備町のすべての幼稚園や小中学校では再開できないまま夏休みに入ることになり、この幼稚園ではあす以降も引き続き、
小学生未満の子どもを無料で預かるほか、倉敷市内の一部の保育所や小学校、それに避難所などでも子どもたちを一時的に預かるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20180716/4020000861.html