http://www.sankei.com/smp/life/news/180616/lif1806160019-s1.html

 日頃のうっぷんや思いを叫びながら、サンマのおもちゃが載ったちゃぶ台をひっくり返してサンマの飛距離やパフォーマンスを競う「第12回ちゃぶ台がえし世界大会!?」が16日、岩手県矢巾町のショッピングモールで開かれた。出場者からは「内定が欲しい」と願う声や、女の子に振られて「俺の何が悪いってんだ」と心の叫びも。観客から笑いと拍手が巻き起こった。

 男女33組の参加者は、かっぽう着姿の女性の「やめてー」という声を合図に、次々にちゃぶ台返しをして、勢いよくサンマのおもちゃを宙に飛ばした。

 「俺の何が悪いってんだ」と叫んだ岩手県一関市の短大生、千葉裕幸さん(19)は7・50メートルで準優勝。「これで彼女ができればいい」と照れ笑いした。優勝は8・29メートル飛ばした男子バスケットボールチーム・岩手ビッグブルズの千葉慎也選手(30)だった。