北村浩貴2018年5月29日10時39分
第4号まで発行された「今日、行く長新聞」


 広島県教委が入る県庁東館(広島市中区)のトイレに、平川理恵県教育長が手書きした壁新聞「今日、行く長(教育長)新聞」が登場し、話題となっている。

 現場主義を掲げて、この4月に就任。6月末までの3カ月間をめどに、県内全23市町の小中学校や高校、特別支援学校などを視察したいと意欲を燃やす。「アポなし」を含め、5月下旬までに訪れた学校は、すでに40校を超えた。

 「生徒が一人ひとり立ち止まってきちっとあいさつ」「図書館に工夫のある学校でした」。タイトルはダジャレで、紙面にイラストも入る「ユルい」つくりだが、
各校の実情や様子を的確に書き込んだ現場リポートだ。随時貼り替えており、第6号まで出た。リクルート社員時代に、社内のトイレで見かけた同様の壁新聞をまねたという。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASL5H0PX6L5GPITB017.html