小松市 鉄道利用者に500円補助
(石川県)
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小松市では4月から学会や合宿などへの参加を目的に、市内の駅を利用した人に対し、500円の補助制度を始めた。その狙いとは。
小松市ではこれまで学会や合宿、イベントに参加するために市内に宿泊する人に対し、1人あたり300円から5000円の補助を行っていた。
4月からはその制度をさらに拡充し、市内3つの駅と能美根上駅、あるいは空港を利用した場合には、1人あたり500円の補助を行うことになった。
その狙いは、鉄道の乗車人員を増やすこと。現在、小松市と能美市にある4つの駅の乗車人員は1日あたりおよそ7200人だが、2020年までに1万人に増やすという目標を掲げている。
その背景にあるのは、新幹線「かがやき」の停車駅をめぐる戦い。5年後の敦賀開業に向け、小松駅と加賀温泉駅ではそれぞれ「かがやき」の誘致に向け、あの手この手の取り組みが行っている。
また、小松市では去年12月、鉄道の利用促進に向け、能美市との連携会議を発足。24日は今年度1回目の会議が開かれ、今後は広域交通の検討や九谷焼のPRなどを連携して進めていくという。
[ 4/24 20:10 テレビ金沢]
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