2018年04月22日 20時19分
 膵臓(すいぞう)に腫瘍が見つかった沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事(67)が県内の病院に再入院し、21日に手術を受けたことがわかった。


 県関係者によると、県が23日に容体や公務復帰の見通しなどを発表するという。翁長氏の病状次第では、今後の公務継続のほか、任期満了で今秋にも予定されている知事選への影響が出る可能性もある。

 翁長氏は今月5日、人間ドックを受診後、医師の指示でそのまま検査入院し、7日に退院。
10日に記者会見を開き、膵臓に2〜3センチの腫瘍が見つかったとして、月内に良性か悪性かを判断する手術を行うと発表していた。

 翁長氏は那覇市長だった2006年4月、初期の胃がんで手術を受けるなどし、約1か月間、公務を休んだ。10日の会見では、
「知事としての責任を全うしたい」として任期途中での辞職を否定したが、今秋にも行われる知事選への態度は明らかにしていない。

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