山形市七日町で約半世紀にわたって、地元に親しまれてきた甘栗販売店「甘栗太郎山形店」が31日、惜しまれつつ閉店した。
同店は1965年に大沼山形本店の一角にオープンし、営業を続けてきたが、店舗の老朽化などを理由に閉店が決まった。
この日は午前10時の開店前から客が列を作り、店員から甘栗を受け取ると「今までお疲れ様でした」などと長年の労をねぎらっていた。
山形市小姓町、無職木村昭夫さん(76)は「昔からのお店がなくなるのはさびしい」と話し、女性店長(70)は「店を続けられたのは、皆様のおかげ。感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
2018年04月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamagata/news/20180402-OYTNT50227.html