阿波踊り
主催の徳島市観光協会破産へ 累積赤字4億円超
毎日新聞2018年3月2日 18時26分(最終更新 3月2日 18時56分)

(写真)
阿波踊りが開幕し、軽快なリズムに乗って踊る踊り手たち=徳島市で2016年8月12日午後7時34分、貝塚太一撮影


 徳島市の夏の風物詩「阿波踊り」を主催する公益社団法人「市観光協会」について、市は2日、債権者として破産手続き開始を徳島地裁に申し立てたことを明らかにした。
4億円以上の累積赤字があり、運営を改善できないと判断した。今夏の阿波踊りについて市は「責任を持って新たな運営体制を早急に検討する」としているが、見通しは立っていない。

 同協会は阿波踊りを徳島新聞社と共催し、事業会計を担当。市は協会に対して2017年度には約2200万円の補助金を出しているほか、金融機関からの借り入れを返済できない場合は、市が代わって支払う契約を結んでいた。

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https://mainichi.jp/articles/20180303/k00/00m/040/038000c