1月25日 17時37分
フェイスブックで特定の国会議員を名指しして「在日コリアン」と決めつけたり「股裂きの刑にしてやりたい」と書き込んだりしていた
奈良県安堵町の町議会議員が、多くの批判を受けたことなどから「町や町民に迷惑をかけたくない」として、25日、辞職しました。
安堵町議会の増井敬史議員は、今月20日、フェイスブックで、特定の国会議員を名指ししたうえで「日本の国益を毀損した極悪非道の在日Korean」とか、
「万死に値して余りある。牛にくくりつけて股裂きの刑にしてやりたい」などと書き込みました。
また、総理大臣経験者の別の国会議員についても、オウム真理教が殺人の意味で使っていた言葉を用いて「ポアしてほしい」と書いていました。

これに対し、安堵町や町議会には多くの批判が寄せられ、増井議員は謝罪したうえで書き込みを削除していましたが、
「これ以上、町や町民に迷惑をかけたくない」として、25日、町議会の議長に辞職願を提出し、受理されました。

増井議員は24日、NHKの取材に対して「認識が甘く不適切だった。投稿した内容は撤回し関係者に謝罪したい」と述べていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180125/k10011302431000.html