毎日新聞2018年1月7日 地方版

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倉敷市文化章の贈呈式後、取材を受ける星野仙一さん=岡山県倉敷市役所で2017年11月3日、小林一彦撮影


 プロ野球の投手、監督として活躍した倉敷市出身の星野仙一さん(享年70)の訃報が伝えられた6日、
県内のゆかりの人たちやファンは、最期まで故郷に思いを寄せていた「闘将」の死を惜しんだ。【小林一彦、竹田迅岐、高橋祐貴】

 倉敷商野球部OB会長の長谷川登さん(66)=倉敷市粒浦=は「明治大のエースとして活躍していた当時は、母校に帰ってきて私たちを厳しく指導してくれた。
私が倉敷商の野球部監督を務めていたころは、野球用具を寄付してくれた。母校への愛情が非常に強く、優しい方だった。昨年12月、
大阪であった星野さんの野球殿堂入りを祝う会で会ったが、少し疲れが見えていて心配だった。がんを患っていたとは知らず、残念で仕方がない」と話した。

 https://mainichi.jp/articles/20180107/ddl/k33/050/292000c