東京の明治神宮では、年明けとともに大勢の人たちが初詣に訪れ、それぞれが新たな年への願いを込めて手を合わせていました。
東京・渋谷区の明治神宮は、毎年、全国で最も多くの初詣の参拝者が訪れるとされ、大みそかの31日夜も大勢の人たちが参道に長い列を作って年が明ける瞬間を待ちました。
そして、午前0時に新年の訪れを告げる初太鼓が境内に響き渡ると、訪れた人たちは拝殿の前に設けられた広さおよそ400畳の大きな囲いにさい銭を投げ入れ、それぞれが新たな年への願いを込めて手を合わせていました。
参拝のあとは、お守りや魔よけの矢を買ったり、おみくじを引いたりしていました。
3歳の子どもを連れて初詣に訪れた夫婦は「子どもが春から幼稚園に入園するので元気にすくすくと育つようお願いをしました」
と話していました。また、高校3年生の男子生徒は「就職が決まって4月から食品会社で働くので、ことしは仕事を頑張りたいです」と話していました。
明治神宮では、正月三が日には例年並みのおよそ300万人の人出を見込んでいるということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180101/k10011276501000.html