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県が名称の募集を開始したエノキダケ


 ◇募集1月末まで 「島根らしいものを」

 県は、県中山間地域研究センター(飯南町)で独自に開発したエノキダケの名称の募集を始めた。10月からの実証販売でも好調な売れ行きで、県は「島根のキノコを代表する品種にしたい」としている。

 2012年に開発に着手。新種は黄色くてかさが大きいなど、野生種に近い特徴を持つ。
11月末までキノコ生産・販売会社「舞茸(まいたけ)奥出雲」(奥出雲町)の直売所で実証販売が行われ、約110キロを販売し、
同社担当者は「予想以上の売れ行き。販売終了後も『あのエノキはないの』との問い合わせがあった」と話している。

 名称は農林水産省への新種登録申請の際に用いられ、県林業課ホームページの応募用紙に名称案や理由、応募者の氏名、住所、連絡先を記入し、同課へ郵便やファクス(※番号省略)などで送る。
締め切りは来年1月末で、入選5作品の応募者に県産キノコの詰め合わせを贈る。

 県は来年3月頃に入選作品を発表し、同省の審査が順調に進めば、4〜6月には正式な販売名称を公表。夏〜秋頃の販売開始を見込む。
同課は「島根らしくて目を引く名前を付けてほしい」と呼び掛けている。


県独自エノキ 名前つけて
読売新聞:2017年12月19日