http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20171214/1100000970.html

ごみの減量につなげようと埼玉県志木市は、住宅の周辺などにある落ち葉や枝を集めて市役所まで持ち込んだ市民にスタンプを押し、2個たまるとトイレットペーパーなどと交換できるユニークな取り組みを始めました。

志木市は、可燃ごみとして市民が出した落ち葉や枝を焼却処分していますが、ごみの減量につなげようと落ち葉や枝を集めて市役所まで持ち込んだ市民に特典を提供する取り組みを先月から始めました。

具体的には、市民が住宅の敷地内やその周辺にある落ち葉や枝を集めて市役所まで持ち込んだ場合、専用の用紙にスタンプを押します。
スタンプは45リットルのごみ袋1つに対し1個が押され、2個たまるとトイレットペーパー3個か500ミリリットルのミネラルウォーター1本、1キロの堆肥のいずれかと交換できるということです。

持ち込まれた落ち葉や枝は、給食の食べ残しなどと混ぜて堆肥にするということで、市は来年3月まで落ち葉や枝の持ち込みを受け付けることにしています。
志木市環境推進課の田中純主査は「多くの市民に協力してもらい、資源循環型社会の実現を目指したい」と話しています。


落ち葉トイレットペーパーと交換
日本放送協会:2017年12月14日 08時29分