地域のにぎわい創出を目的とした協力協定を締結すると発表した。
列車内への郵便ポスト設置や、
予土線オリジナル切手の販売、郵便局員による無人駅の状況確認などを予定している。
両者の経営資源を活用し、人口減少が全国に比べて速い四国の活性化を図るとともに、
サービスの維持と向上を図る。
本年度は、愛媛県と高知県間の予土線の沿線で事業に取り組む。
ポストを設置するのは、初代0系新幹線を模した同線の観光列車「鉄道ホビートレイン」の車内。
愛媛県宇和島市で協定締結式が行われる10月19日から利用できる。
イラスト入りのオリジナル消印が押される。
将来は別の路線に対象を広げ、無人駅に郵便局を誘致するなどの事業も検討する。
両社によると、JRグループと日本郵便の協力協定は全国初。
JRの列車内のポスト設置も初めてという。
JR四国本社で会見した同社の半井(はんい)真司社長は
「両者は公共サービスを担っており、それを維持していくのは重要な社会的使命」と強調。
日本郵便四国支社の丸山元彦支社長は
「郵便局は駅の近くにあり、密接な関係にある。成功事例を生み出し拡大させたい」と抱負を述べた。
写真:協定の会見を終え、握手を交わすJR四国の半井社長(左)と日本郵便四国支社の丸山支社長
http://www.topics.or.jp/data/local_news/news/2017/09/lc44qqhh.jpg
以下ソース:徳島新聞 2017/9/26 14:13
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/09/2017_1506402822403.html