鳥取市賀露町西３丁目の地場産プラザわったいなで開かれた。
同県陸前高田市で炊き出し活動を続けるＮＰＯ法人あゆみ（村上亜由美理事長）が企画。
来場者は被災地と鳥取を結ぶ“絆サンマ”に舌鼓を打った。
同法人は震災直後から計３２回、被災地で炊き出し支援を実施。
このうち避難所となっていた同市の下矢作コミュニティーセンターから
支援のお礼としてサンマが毎年贈られており、イベントは５回目になる。
今年は炭火で塩焼きにした千匹のサンマを無料配布。
会場には香ばしい匂いが漂い、家族連れらが列を作った。
鳥取市田島の小路千笑さんは
「こういったイベントがあれば、震災のことを振り返ったり
子どもに話して聞かせたりするきっかけになる」と話し、おいしそうに味わった。
村上理事長は
「今年はサンマが不漁の中、東北の方々が『ぜひ鳥取に』と贈ってくださった。
小さな活動だが、継続して被災地の復興に役立てていければ」と話した。
写真：サンマの振る舞いを受け、用意された大根おろしを皿に盛る来場者
http://www.nnn.co.jp/news/170917/images/IP170916TAN000058000_02.jpg
以下ソース：日本海新聞 2017年9月17日
http://www.nnn.co.jp/news/170917/20170917065.html
