映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のヒット祈願が行われた。
同市出身の武人画師こうじょう雅之さん(39)が手掛けたキャラクターの屏風(びょうぶ)や
作品の要素を取り入れた狂言が披露されたほか、人気キャラクターも登場して盛り上げた。
同作は世界的な人気シリーズの最新作で、12月15日から公開される。
ヒット祈願は、日本文化にも影響を受けたとされるシリーズの魅力をアピールしようと企画された。
屏風は高さ約1・7メートル、幅約3・3メートルで、
人気の「C−3PO」や「R2−D2」「カイロ・レン」が墨痕鮮やかに生き生きと描かれている。
こうじょうさんは「作品では人間の覚悟を描いており、見る人にはさまざまなとらえ方をしてほしい」と語った。
大蔵流狂言師の茂山千三郎さんらによる「スター・ウォーズ狂言」は、古典演目「文荷(ふみにない)」がベース。
役者の声がボイスチェンジャーでC−3POなど映画のキャラクターの声に変換され、
普段とは一風異なる舞台となった。
ライアン・ジョンソン監督は
「スター・ウォーズの様式は日本の文化や美意識に非常に近いものがある」と話していた。
会場には山田啓二知事らも訪れ、最後に同寺の神居文彰住職が祈願の法要で締めくくった。
屏風は13日〜10月1日に近くの同市観光センターで展示される。
写真:スター・ウォーズのヒット祈願に登場した人気キャラクターの(左から)「C−3PO」や「カイロ・レン」ら。
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以下ソース:京都新聞 2017年09月12日 11時00分
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170912000096