宮城県気仙沼市の気仙沼魚市場前にある海鮮市場「海の市」で10日に開催予定だった
「海の市サンマまつり」が、サンマの不漁の影響で延期されることが7日、決まった。
まつりの延期は初めてで、17日に先延ばしされる。

気仙沼漁港で水揚げされた2000匹を炭火で焼いて無料で振る舞う計画だったが、
今週はサンマ船の入港が予定されていないため、サンマの確保ができなかった。

気仙沼漁港は2016年のサンマ水揚げ量が本州3位(全国4位)。
気仙沼漁協によると、今年は気仙沼漁港に初水揚げされた8月23日以降、
サンマ船の入港がわずか4隻で水揚げは約180トンにとどまる。

サンマまつりは、東日本大震災で被災し14年7月に再開した海の市が、
同年9月から毎年開催している。

海の市を運営する第三セクター、気仙沼産業センターの担当者は
「この時期は確実にサンマが水揚げされると考えていた。
 来週こそはサンマ船が入港することを願いたい」と話した。

写真:気仙沼漁港に水揚げされるサンマ
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以下ソース:河北新報 2017年09月08日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170908_13038.html