読めば忍者になれるかも−。
滋賀県甲賀市が平成12年に見つかった江戸時代の忍術書などをまとめた資料集
「渡辺俊経家文書−尾張藩甲賀者関係史料−」(A4判、2千円)を6月に刊行した。

手書きの原文をそのまま活字化したものだが、
初版100部は3日間で完売し、増刷後も売れ行き好調という。

会社員だった渡辺さんの先祖は江戸時代に「御忍役人」として、尾張藩に仕えていたという。
甲賀市の自宅から発見された古文書約150点はほとんどが17〜19世紀の江戸時代のもので、
毒薬や火薬の調合、夜襲の方法などが記されていた。

尾張藩に提出した機密保持の誓約書も含まれている。
古文書のうち忍術などに関連する約110点以上を活字化した。

同市歴史文化財課の伊藤誠之資料調査員は
「当時の甲賀の忍びと尾張藩に関するやりとりも書かれており、生々しさが伝わってくる」と話している。
現代語訳版の発行も検討しているという。

写真:刊行された「渡辺俊経家文書−尾張藩甲賀者関係史料−」
http://www.sankei.com/images/news/170907/wst1709070074-p1.jpg

以下ソース:産経west 2017.9.7 17:23
http://www.sankei.com/west/news/170907/wst1709070074-n1.html