朝来市は4日、同市和田山町の国史跡・竹田城跡の南千畳の南端に1本生えていた赤松が枯死したと発表した。
伐採など、今後の対策を検討している。

市文化財課によると、赤松は樹齢100年以上とみられ、同城跡に生えている松の中でもかなり古い木だったという。
今年に入って枝の枯れた部分が増えるなど衰えが目立ち、6月に続いて8月に樹木医が診断。
枯死したとの判定を得た。

古木だったことや、見学者の増加で根元の土が踏まれて固くなり、生育に悪影響が出たこと、
昨夏の猛暑や冬の大雪による負担など複合的な要因が考えられるという。

赤松の根元などでは、落ちた種から次世代の松が育っており、
同課は「鹿や虫から守って、城跡の象徴になるよう育てたい」としている。

写真:枯死したと判定された赤松
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170904/20170904-OYTNI50125-L.jpg

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月05日
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20170904-OYTNT50400.html