その一角（池田町）の５０メートルにわたり、
黄色や赤のちょうちん約１０６０個が天井を埋め尽くし、話題を集めている。
５年前から飲食店を営む上甲博司さん（３５）が「道をお祭りの雰囲気にして、にぎわいを作り出せないか」と
昨年１２月、同じ通りに店を構える若手店主２人と閉店後に取り付け始めた。
ちょうちんは主に、協賛するビールメーカーから提供を受けたものという。
地道な作業により、５月中旬に１０００個を超えると、
インターネットの画像共有サービス「インスタグラム」への投稿が増え、若者や外国人観光客の姿が見られるように。
平日の夜は少なかった、常連客でない人も目立つようになった。
ちょうちんには、ハートが描かれたものが一つだけ隠されている。
「すてきな出会いがあれば」との願いを込め、縁結びの神で知られる出雲大社（島根県出雲市）で祈願を受けており、
その日撮影したものを、通り沿いの約２０の飲食店で見せると、サービスを受けられる仕組みだ。
場所は定期的に変えるため、何度も「ハート探し」を楽しめる。
上甲さんは、通りの様子を写真に収める女性客たちの姿を見ながら、
「ちょうちんはまだまだ増えますよ。これからもわくわくするような取り組みを続けていきたいですね」と意欲的に語った。
写真：会社帰りのサラリーマンや学生など幅広い客層でにぎわう「ちょうちん通り」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170716/20170716-OYT1I50017-L.jpg
写真：１０００個以上のちょうちんの中で１つだけしかない「ちょうちんハート」。中にはお守りが入っている
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170716/20170716-OYT1I50018-L.jpg
以下ソース：YOMIURI ONLINE 2017年07月16日 12時17分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170716-OYT1T50044.html
