厚木市は県内有数のバーベキュー(BBQ)人気スポットになっている相模川、中津川、小鮎川の三川合流点(同市厚木)で
8、9月の週末を中心に新たな観光振興などを検討する社会実験を実施する。
「手ぶらBBQ」と銘打ち、河川敷の一角に約2500平方メートルのエリアを設定、
器材のレンタルや食材提供、ごみ回収のサービスを有料で行う。

開催期間は8月が11〜27日の金、土、日、9月が9〜17日の土、日の計13日間(午前11時〜午後4時)を予定している。
事前申込制で1日当たり8組まで。
一組4人から受け付け、基本料金は1人3500円。
提供される食材は肉や焼きそばで、野菜や飲み物は各自持参する。

このほか、仮設の池を使った名産アユのつかみ取り(1人千円)も実施、その場で塩焼きも楽しめるという

市は昨年7〜8月に社会実験に向けたアンケートを現地で実施。
BBQ利用で有料化(ごみ処分費、トイレ清掃費、警備費)した場合、
「利用する」51%、「利用しない」47%と、意見が分かれた。
器材レンタルや食材提供は、ほぼ半数が利用意向を示した。

市河川ふれあい課は
「アンケート結果から千人程度の利用を見込んでいる。観光活性化の取り組みとして集客力や採算性を検証したい。
 課題になっている放置ごみの抑止効果も確認する」と話している。

BBQ受け付けは7月3日から。

写真:利用者に持ち帰りを呼び掛けているが、ごみの放置が散見される三川合流点
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以下ソース:神奈川新聞 2017/07/03 10:33 更新:2017/07/03 11:20
http://www.kanaloco.jp/article/261803