自転車の交通安全を呼びかける条例は他市にもあるが、
千葉市はまちづくりの一環として「自転車の利用促進」を掲げたのが特徴だ。
条例施行に合わせて、市は自転車利用の機運を高めようと、市民参加型のイベントを企画している。
千葉市内の地形は全体として平らで、海辺や河川、里山など、自転車で巡るのに適した地域資源に恵まれている。
市は環境に優しく、幅広い世代が利用できる自転車の活用を進めるため、条例を制定した。
条例は２４条からなり、
▽市は自転車の特性を活用したスポーツや観光など様々な施策を総合的に推進する
▽市民は自転車の特性を理解し、有効な自転車の利用に努める――などの内容が盛り込まれている。
条例施行に合わせて、市内ではユニークなイベントが開かれる。
７月２９日に海浜幕張周辺で、３０日におゆみ野周辺で行われる「自転車に乗って宝さがし」は、
地図を頼りに自転車で町を巡りながら、決められたアイテムを集めたり、ポイントを撮影したりして、
得られた点数の合計を競うイベントだ。
市民グループ「自転車で楽しむライフスタイルラボ」が協力した。
２、３人のグループで参加し、定員は各２５人程度。
応募多数の場合は抽選となる。
１５日には「ちばチャリミニフェスタ」が、イオンモール幕張新都心（美浜区）で開かれる。
元Ｆ１ドライバーの片山右京さんのトークショーや、ロードバイクの試乗などがある。
午前１１時〜午後５時で、参加は無料。
市政策企画課は
「条例施行を機に、安全かつ快適に自転車を利用してもらえるよう、後押ししていきたい」としている。
以下ソース：YOMIURI ONLINE 2017年06月27日 18時58分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170627-OYT1T50040.html
