社会
森友学園系列の保育園 事業停止命令へ
(大阪府)


森友学園系列の保育園の保育士不足問題。「改善命令」の期限だった10日の時点でも保育士が確保されていなかったため、11日、大阪市の吉村洋文市長は事業停止命令を出し、保育園を休園させる考えを示した。
吉村市長は「このままの状況なら7月1日に事業の停止命令を(高等)森友学園に出す」と7月1日付で“休園”という方針を示した。
園長の籠池諄子氏は、これまで園存続への意思を強く示してきたが、大阪市の3度にわたる口頭や文書での指導にも具体的な改善策を示さなかったことから大阪市は4月29日「改善命令」の行政処分を行った。
10日、籠池泰典氏は「保育士の確保に引き続き努力する」と来週に2人、再来週に1人の保育士を採用予定だと説明したが園から雇用契約書などは提示されなかった。
これを受け、吉村市長は11日午後「口で言うだけではダメ。雇用契約書とか客観的なものがないと口で言われて、はいわかりましたとはならない」「事業停止となれば当然いろんな調整はあるが、その後認可取り消しも十分ありえる」と話した。
大阪市によると、現在42人の園児が在籍している。市は、全員分の転園先を確保しているというが、中には、今より遠くなる人が出てくる可能性もある。市は11日午後6時半から保護者説明会を開き今後の対応について説明している。
[ 5/11 18:41 読売テレビ]

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