南足柄市民有志が、市民団体「南足柄市と小田原市の『合併』を考える会」を設立した。
2市が任意協議会を設置して編入合併を検討していることに危機感を募らせ、
南足柄の自立の道を市民レベルで模索する。

考える会を立ち上げるのは有志25人。
メンバーの渡邊紘治さん(73)は任意協での議論について
「シミュレーションとはいえ、常に合併という単語しか出てこない」と指摘。
「行政にも、議会にも、自立に向けた動きが全く見えない」とし、
「『南足柄を何とか残せないのか』という思いを強くし、設立を決めた」と説明する。

考える会では、任意協での議論の行方を若い世代にも伝えるために情報提供のあり方を検討。
合併に賛成の立場の市民も巻き込み、まちの将来像を一緒に協議したい考えだ。

以下ソース:神奈川新聞 2017/04/10 02:00
http://www.kanaloco.jp/article/243500